中公新書ラクレ<br> 「プロ教師」の流儀―キレイゴトぬきの教育入門

電子版価格
¥858
  • 電書あり

中公新書ラクレ
「プロ教師」の流儀―キレイゴトぬきの教育入門

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 新書判/ページ数 206p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784121505033
  • NDC分類 374.3
  • Cコード C1237

内容説明

モンスター親、体罰、いじめ、学力向上、事務過多…学校は課題山積で、教師バッシングは続く。だが、「教師は聖職者」だなんて絵空事を誰が言った?現場一筋を貫いた元祖「プロ教師」が、学校の裏の裏の裏を解き明かす。教師のしぶとい生き延び方とは?「10の心得」も伝授。

目次

1章 「理想の教師像」が学校をダメにする
2章 教師を十把一絡げに論じるな
3章 恐るべき勘違い「スーパー・ティーチャー」
4章 部活顧問の奇妙な世界
5章 進学校の「点数中心主義」vs.名門校の「人間的総合力」
6章 「悪」からだって子どもは学ぶ―「スクールカースト」考

著者等紹介

諏訪哲二[スワテツジ]
1941年千葉県生まれ。「プロ教師の会」代表。作家。東京教育大学文学部卒業。埼玉県立川越女子高校教諭を2001年3月に定年退職。「プロ教師の会」は、80年代後半に反響を呼んだ『ザ・中学教師』シリーズ(宝島社)をはじめとして、長年にわたり教育分野で問題提起を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

zo3ogawa1

1
確かにそうだという感想。気持ちを新たに頑張ろうと思った。2017/12/24

しごろ

1
モンスター親、体罰、いじめ、学力向上、事務過多…学校は課題山積で、教師バッシングは続く。だが、「教師は聖職者」だなんて絵空事を誰が言った?現場一筋を貫いた元祖「プロ教師」が、学校の裏の裏の裏を解き明かす。教師のしぶとい生き延び方とは?「10の心得」も伝授。2015/12/14

Yappy!

1
教育の現場でのことを、すでに引退しているけれど若干距離を置いた教師の視点でまとめられている本。最近、現場を一度も経験したことない人と、1年でも経験した人では教育および教育現場の認識がここまで違うのかと思うため、肯く内容も多い。最後の「プロ教師の心得」十箇条に至る思いがそれまでに記述されていて、いろいろ差っ引いても参考になる。 教育に接せず研修や指導をする人に、正しいことだから通じる、自分のわがままを「○○のため」と言うのでねじ曲がっている、言葉の暴力性に無自覚など。少し重たいが学校以外にも気づける内容。2015/09/06

izumone

1
個人的には「プロ教師の会」の考え方が一番しっくりくる。ただ,これに共感できるのは,現場の中でもある年齢層以上の人たちになってきているのではないだろうか。一抹の不安。2015/09/18

どこかの国語教師

1
教育学者ではなく、教育の現場にいる著者だからこそ書ける内容。理想と現実の差を実にうまく捉えている。2015/02/22

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/8209053
  • ご注意事項