中公新書<br> 織田信長の家臣団―派閥と人間関係

個数:
電子版価格
¥990
  • 電書あり

中公新書
織田信長の家臣団―派閥と人間関係

  • 提携先に在庫がございます【僅少】
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    (※複数冊ご注文はお取り寄せとなります)
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫状況は刻々と変化しており、ご注文手続き中やご注文後に在庫切れとなることがございます。
    ◆出荷予定日は確定ではなく、表示よりも出荷が遅れる場合が一部にございます。
    ◆複数冊をご注文の場合には全冊がお取り寄せとなります。お取り寄せの場合の納期や入手可否についてはこちらをご参照ください。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 新書判/高さ 18cm
  • 商品コード 9784121024213
  • NDC分類 210.48
  • Cコード C1221

出版社内容情報

一万を超える軍勢を率いた柴田勝家・羽柴秀吉・明智光秀らと配下の諸将の人間関係を詳細に分析し、各軍団の特性を明らかにする。

内容説明

織田家中で最古参の重鎮・佐久間信盛は、本願寺攻めでの無為無策を理由に信長から突如追放された。一見理不尽な「リストラ」だが、婚姻や養子縁組による盤石の人脈を築けなかった結果とも言える。本書では、一万を超す大軍勢を任された柴田勝家・羽柴秀吉・滝川一益・明智光秀ら軍団長と、配下の武将たちの関係を、地縁・血縁などから詳細に検証。これまで知られなかった「派閥」の構造に迫り、各軍団の特性を明らかにする。

目次

信長以前の尾張国
家督継承
尾張統一
美濃衆の家臣化
「天下人」へ向けて
方面軍編成に向けて
織田信忠軍
神戸信孝軍
柴田勝家軍
佐久間信盛軍
羽柴秀吉軍
滝川一益軍
明智光秀軍
本能寺の変後の諸臣
本能寺の変がもたらしたもの

著者等紹介

和田裕弘[ワダヤスヒロ]
1962年(昭和37年)、奈良県に生まれる。戦国史研究家。織豊期研究会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

六点

85
織田信長の家臣団における派閥と人間関係に焦点を当てた、職場やら社会での人間関係を知る人が読むと色んな意味で辛くなる本である。一例を上げれば家臣団や主家と姻戚関係を結ばなかったのが佐久間信盛の追放の原因となったとか、後ろ盾の無い羽柴秀吉が、主家から養子をもらい地位を安定させることに腐心していたとか、様々な人間模様が描かれている。明智光秀の謀反は織田家や譜代の与力が居ないからこそ成功したというのも、「しがらみの無い人間」の恐ろしさではなかろうかなどと思った。堺屋太一的戦国理解の浅はかさを思い知る好著である。2018/10/09

yamatoshiuruhashi

47
織田信長が地方の一家から天下を取るほどになったのか。その軌跡を彼の家臣たちの成り立ちから読み解いた本となっている。手にするまでは信長の一代記のようなものかと思っていたが、その家臣団の構成を逐一追って行くものだから、まるで創世記を読んでいる気分。それも聞き慣れない人物の名前が頻出するものだから筒井康隆の「バブリング創世記」の方を連想してしまった。どうせ俺は研究者じゃない、とわからない名前は通り過ぎれば概要はわかるが、著者に申し訳ない。2021/02/07

金吾

43
信長家臣団を詳細に調べてグルーピングをしています。明智軍団が、謀反を起こしやすい構造であったと言う話はなる程と思いました。2023/01/09

かごむし

37
織田信長誕生から本能寺の変までを、信長軍本体や方面軍を中心軸として、家臣団の地縁や血縁を丁寧に拾うことで、その関係性を浮かび上がらせている。歴史小説では端役や、そもそも出てこないような武将たちも重要人物として登場し、新たな視点を与えてくれる。とにかく読んでいて感じるのが、著者の情報収集に対する執念である。情報の精度に幅のある大量の資料を丹念に吟味しながら、1本1本の糸を紡ぐかのような記述は、それだけで感動する。戦国時代の小説を読んだ時に盛り上がる要素はこの本にはないが、興味深く最後まで読めた。面白かった。2017/11/21

鐵太郎

27
織田信長の家臣団を、その家系、生い立ちから初めて、いわゆる「方面軍」別に語り起こしたもの。多方面にわたって調べ上げており、新たな無名の人物までも掘り返しているようです。そのため、推定の語尾が多くなるのはしかたないか。とはいえ、文章としての読みやすさと内容のまとめ方、そして読み物としての面白さは、残念ながら谷口克広さんの方が上かな。2018/01/17

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/11488730
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。