中公新書<br> 左遷論―組織の論理、個人の心理

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中公新書
左遷論―組織の論理、個人の心理

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  • サイズ 新書判/ページ数 229p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784121023643
  • NDC分類 336.41
  • Cコード C1234

出版社内容情報

長期雇用、年次別一括管理、年功的評価などの慣行から「左遷」のメカニズムを分析。組織で働く個人がどう対処すべきかを提示する。

内容説明

左遷という言葉は「低い役職・地位に落とすこと」の意味で広く用いられる。当人にとって不本意で、理不尽と思える人事も、組織の論理からすれば筋が通っている場合は少なくない。人は誰しも自分を高めに評価し、客観視は難しいという側面もある。本書では左遷のメカニズムを、長期安定雇用、年次別一括管理、年功的な人事評価といった日本独自の雇用慣行から分析。組織で働く個人がどう対処すべきかも具体的に提言する。

目次

第1章 菅原道真、失意の晩年―左遷とは何か
第2章 定期異動日は大騒ぎ―人事異動と左遷
第3章 転職か、じっと我慢か―欧米には左遷はない
第4章 誰が年功序列を決めているのか―左遷を生み出すしくみ
第5章 出世よりも自分なりのキャリア―消える左遷、残る左遷
第6章 池上さん大活躍の理由―左遷は転機
第7章 「道草休暇」が社員を救う―左遷を越えて

著者等紹介

楠木新[クスノキアラタ]
1954年(昭和29年)、神戸市に生まれる。京都大学法学部卒業。大手生命保険会社に入社し、人事・労務関係を中心に、経営企画、支社長等を経験。勤務と並行して、大阪府立大学大学院でMBAを取得。関西大学商学部非常勤講師を務め、「働く意味」をテーマに取材・執筆・講演に取り組む。2015年、定年退職。現在、楠木ライフ&キャリア研究所代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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