中公新書<br> 都知事―権力と都政

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中公新書
都知事―権力と都政

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  • サイズ 新書判/ページ数 240p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784121020901
  • NDC分類 318.236
  • Cコード C1231

内容説明

都知事は首相より強い権力者と言われる。首相が頻繁に交代するなか、もう一つの政府とも言える都知事は原則四年間変わらない。一三〇〇万の都民を背景に、GDP世界第一〇位以内の実力を持つ東京都は、日本で突出した力を持ち国政に影響を与え、また公害をはじめとする新たな問題と格闘してきた。本書は、都知事のもと、国家の一歩先を走ろうと試行錯誤した歴史を辿りながら、大都市東京の実態と可能性を明らかにする。

目次

第1章 都知事とは何か
第2章 都知事と都政―戦後六〇年の軌跡
第3章 都議会―真の立法機関へ
第4章 都庁官僚―「二〇万人体制」の現在
第5章 都知事と政策決定
第6章 都財政―常代化する危機
第7章 独自の大都市制度―都と特別区の関係
第8章 石原都政の大都市経営―転換を試みた一二年
終章 大都市東京の行方―三つの焦点

著者等紹介

佐々木信夫[ササキノブオ]
1948年(昭和23)岩手県生まれ。早稲田大学大学院政治学研究科修了。法学博士(慶應義塾大学)。東京都庁勤務を経て、89年聖学院大学教授。94年中央大学教授、2001年より中央大学大学院経済学研究科教授。専攻、行政学・地方自治論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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