中公新書<br> 突然死の話―あなたの心臓に潜む危機

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中公新書
突然死の話―あなたの心臓に潜む危機

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  • サイズ 新書判/ページ数 174p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784121020574
  • NDC分類 493.23
  • Cコード C1247

内容説明

つい先ほどまで元気だった人が、一瞬にして命を失ってしまう―家族と最期の言葉も交わせないままに。「心臓性突然死」ほどやりきれない別れはない。本書では悲劇を避けるため、心臓の仕組みから突然死の最新予防法まで丁寧に説明する。先天性の病気による場合もあれば、風邪や下痢などの軽い病気、入浴やスポーツなど日常の活動が原因になることもあり、対策は一筋縄ではいかない。悲劇を避けるために、できること。

目次

第1部 心臓の仕組みと突然死(心臓性突然死とは何か;なぜ心臓は意識しなくても自然に動くのか;心電図検査の有用性)
第2部 意外に身近な20の危機(心臓が自分の力で動けなくなる;なぜ“河童”と言われる子供が溺れるのか?;危険な失神、大丈夫な失神 ほか)
第3部 最新予防法(AEDの限界;遺伝子診断の可能性;最新治療(「カテーテル・アブレーション治療」;「ICD」;「両室ベーシング治療」))

著者等紹介

沖重薫[オキシゲカオル]
1955(昭和30)年、福岡県生まれ。81年、東京医科大学医学部卒業後、東京女子医科大学麻酔科に入局。東京医科歯科大学循環器内科勤務を経て、89年から92年まで米国ハーバード大学心臓内科部門客員研究員。現在、横浜市立みなと赤十字病院心臓病センター長、東京医科歯科大学循環器内科臨床教授。専門は、臨床不整脈、心臓性突然死、特発性心筋症、カテーテル・アブレーション手術(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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