水木しげるのラバウル従軍後記―トペトロとの50年

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水木しげるのラバウル従軍後記―トペトロとの50年

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  • サイズ 46判/ページ数 256p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784120055140
  • NDC分類 916
  • Cコード C0095

出版社内容情報

戦争中、私はラバウルでトペトロと出会い、五十年後死別した――トライ族の人間本来の姿に近いのではないかと思う。あまり金儲けに参加したがらないが、愛嬌があって、どこか豊かである。鬼太郎の世界は彼らに似ているのだ……。


デビュー以前の貴重なスケッチ、イラスト、写真を多数掲載。


イラストエッセイ『娘よ あれがラバウルの灯だ』、マンガ『トペトロの葬式』を特別収録した生誕100年記念版。

内容説明

“トペトロとの50年”は、奇妙な楽しみに満ちた50年だった。豊富なカラーイラストと現地撮影写真で彩る、戦地で出会った生涯の友人との奇妙な交遊録。戦地ラバウルの情景や復員後の日々を描いた貴重な作品をカラーで掲載。ラバウルでの交流を記録した文庫版未収録写真を多数収録。エッセイ「娘よ あれがラバウルの灯だ」、マンガ「トペトロの葬式」を特別収録。

目次

トペトロとの出会い
トペトロとの再会
トペトロとの別れ
「墓場プロ」訪問記
特別収録(初めてのラバウル再訪アルバム;娘よ あれがラバウルの灯だ;トペトロの葬式)

著者等紹介

水木しげる[ミズキシゲル]
1922年(大正11)生まれ。鳥取県境港市で育つ。太平洋戦争中に召集され、ラバウルで左腕を失う。復員後、輪タクの親方、アパート経営、紙芝居作家を経て、貸本向け漫画を描き始め、1957年『ロケットマン』でデビュー。65年『テレビくん』により第6回講談社児童まんが賞、89年『昭和史』により第13回講談社漫画賞受賞。91年、紫綬褒章、2003年、旭小綬章受章。07年、『のんのんばあとオレ』により、第34回アングレーム国際バンド・デシネ・フェスティバル最優秀コミック賞を受賞。2010年、文化功労者となる。著書多数。2015年11月死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たまきら

35
もう何度読んでいるんだろう?水木先生という存在が子どもの頃から怖いのに好きだった自分。この本を初めて読んだとき、この人の原点が全部書かれているんじゃないのかな、と驚いた。繊細なのに混沌としていて、単純なのに道に迷ってしまう。「人生あっという間」を読みながら、それでも生きるってオモチロイナ、とほっこり。2023/09/05

シオン

9
ラバウルで片腕を失くし、終戦を迎えた水木しげる。帰国後にスケッチした日本の当時の人々の姿や当時の想いが前半に、後半にはラバウルへ戻り、交流があったトペトロ達との再会、交流、トペトロの葬式までの関わりを写真、文章、漫画で語っている。本当は終戦時にそのまま現地に残っていたかったんだろうなと切に感じた。2022/10/18

Yuuki Kushima

6
中学校の図書館にあったマンガの「昭和史」この本を読んでゲゲゲの鬼太郎の作者は片腕で漫画を書いていたんだと初めて知りました。以降30年近く水木先生の自叙伝的な作品はどうしても読みたくなる性分となりました😁2022/07/09

フロム

5
何につけても、水木爺の絵のうまさよ。世界一有名なチョビ髭の絵を見た事があるが彼はカチッとした構造物を描いているのに何処か歪んでおり且つ変な暖かみがあるのだが、水木爺は歪んだ心象風景を描いても不思議とバランスが取れていてまとまりと完成度が高いのだ。手塚は漫画家だが水木は本質的には絵描きなのかなと思わせる。クーロン黒沢氏のDJ北林の伝記が東南アジア売春史となっているように本作も意図せずラバウルの原住民の変遷史となっているのも興味深い。この本を読めば水木しげる思想の本質に近づける様な気がする本。おススメ。2022/05/29

キュー

2
水木さんとトペトロの交遊、特にすごいきっかけも無く、なんとなく仲良くなった感じがすごいいいなぁと思った。小難しい事考えなくて人間ってこんな感じでいいんじゃないかなって。浅い様で実は深い、素敵な関係。素晴らしい。2022/05/30

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