内容説明
絶対音感とは?特別な才能?絶対音感がある=耳が良い?科学のメスで徹底解剖!絶対音感は神秘じゃない!
目次
第1部 絶対音感とそれが生まれるところ(絶対音感とは何か?;絶対音感はどこからくる?;絶対音感はどうやって身につける?;絶対音感の遺伝と進化)
第2部 音楽と絶対音感(絶対音感と相対音感;絶対音感と音楽教育;絶対音感と調の把握―ソルフェージュ教育の経験を通して思うこと)
第3部 聴覚、脳と絶対音感(音の高さを知覚するしくみ―絶対音感は歳をとったら変わる?;絶対音感と脳)
第4部 総括(音楽認知能力全体の中での絶対音感と今後への期待)
著者等紹介
阿部純一[アベジュンイチ]
北海道大学工学部応用物理学科を卒業後、同大学大学院文学研究科修士課程(心理学専攻)修了、同博士課程(心理学専攻)退学。北海道大学文学部講師、同助教授、同教授。現在は同名誉教授。元放送大学客員教授。専門は認知科学、認知心理学、認知神経科学。著書は『人間の言語情報処理:言語理解の認知科学』(サイエンス社/大川出版賞受賞)など
宮崎謙一[ミヤザキケンイチ]
東北大学文学部卒業、同大学院文学研究科博士課程(心理学専攻)で単位取得後、山形女子短期大学講師、新潟大学教養部講師、同助教授、同大学人文学部助教授、同教授。2016年に退職し、現在は新潟大学名誉教授。専門は認知心理学、聴覚心理学、音楽心理学。音楽の知覚と認知がおもな研究テーマで、認知心理学の立場から音楽的音高、とくに絶対音感と相対音感について実験的研究を行なってきた
榊原彩子[サカキバラアヤコ]
東京大学を卒業後、同大学院修士課程、博士課程にて心理学を学び、同大学教育学博士号を取得。現在、「一音会ミュージックスクール」校長。幼児期より、母である江口寿子から音楽全般の手ほどきを受ける。約30年にわたり幼児に絶対音感を習得させる実践を行ない、絶対音感習得過程に関する研究を国内外に数多く発表。一音会で幼児・児童に指導を行なうかたわら、大学で非常勤講師として音楽心理学、認知心理学を教える。専門は音楽心理学、認知心理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
MASA123
織川 希
いつもごきげん