出版社内容情報
本格保守、それは混迷の未来を切り拓く指針だ──。改憲や改革にばかりこだわる保守は、左翼的な進歩主義の影響を受けて生まれた「公式保守」、つまりニセモノにすぎない。「世の中はどこまでも良くなる」という近代的理性の限界を悟り、より深い叡智にめざめることこそ、社会や国家、いや世界をベストの状態に保つ鍵となる。フランス革命以後の保守の歴史をふまえ、明日への大胆な提案を行う画期的宣言。
内容説明
本格保守、それは混迷の未来を切り拓く指針だ―。改憲や改革にばかりこだわる保守は、左翼的な進歩主義の影響を受けて生まれた「公式保守」、つまりニセモノにすぎない。「世の中はどこまでも良くなる」という近代的理性の限界を悟り、より深い叡智にめざめることこそ、社会や国家、いや世界をベストの状態に保つ鍵となる。フランス革命以後の保守の歴史をふまえ、明日への大胆な提案を行う画期的宣言。
目次
序章 見当のつかない時代
第1章 発端としてのフランス革命
第2章 始まってしまった「近代ゲーム」
第3章 先頭の自由主義、追う国家主義
第4章 二十世紀の行き着いた果て
第5章 本格保守の条件
第6章 社会は身体である
第7章 抜本的改革を成功させるには
第8章 新時代へのマニフェスト
終章 理性偏重から叡智の世紀へ
著者等紹介
佐藤健志[サトウケンジ]
1966(昭和41)年東京生まれ。評論家。東京大学教養学部卒業。小説などの著作もあり、戯曲「ブロークン・ジャパニーズ」で文化庁舞台芸術創作奨励特別賞を受賞。ほかに漫画の原作も手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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