新潮選書<br> 世界地図を読み直す―協力と均衡の地政学

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世界地図を読み直す―協力と均衡の地政学

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  • サイズ B6判/ページ数 256p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784106038402
  • NDC分類 319.8
  • Cコード C0331

内容説明

大国の周辺国から国際秩序を見直せば、まったく新しい「世界地図」が立ち上がる。フィンランド、ウクライナ、アルメニアを歩けば、「ロシア」の勢力圏構想が浮き彫りになる。ミャンマー、東ティモール、ザンビアを歩けば、「中国」の世界戦略が見えてくる。歴史と地理に精通した政治外交史家が、国際協力と勢力均衡の最前線で考えた「21世紀の地政学」。

目次

序章 自由で開かれたインド太平洋構想―日本の生命線
第1章 ロシアとその隣国たち―独立心と思慮深さを学ぶ
第2章 フロンティアとしてのアフリカ―中国の影と向き合う
第3章 遠くて近い中南米―絆を強化するために
第4章 「海洋の自由」と南太平洋―親密な関係を維持できるか
第5章 揺れるアジア―独裁と民主主義の狭間で
終章 世界地図の中を生きる日本人

著者等紹介

北岡伸一[キタオカシンイチ]
1948年、奈良県生まれ。東京大学名誉教授。2015年より国際協力機構(JICA)理事長。東京大学法学部卒業、同大学院法学政治学研究科博士課程修了(法学博士)。立教大学教授。東京大学教授、国連大使(国連代表部次席代表)、国際大学学長等を歴任。2011年、紫綬褒章受章。著書に『清沢洌―日米関係への洞察』(サントリー学芸賞受賞)、『日米関係のリアリズム』(読売論壇賞受賞)、『自民党―政権党の38年』(吉野作造賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

118
北岡さんは私と同年代でその政治学に関する著作はかなり読ませていただきました。これはJICAの理事長として大国ではないその周辺にある世界各国を回られた感想をもとに日本も学ぶことがあるのではないかという問題提起の書であると思いました。従来の著作よりも固い感じではなく多くの人に読んでもらうことを主眼に置いているのでわかりやすいと思われます。2020/01/19

雲をみるひと

30
作者がJICA理事長時代に自己の経験などをベースに国際関係、地政学について論じた本。全世界が対象のため、各地域についての記述、いわゆる各論について深く論じられているわけではないが、大局的な視野や日本の国益について考えることの重要性が各所で強調されていて示唆に富んでいると思う。2023/03/07

てつJapan

17
【良かった】他の人も持つ感想ですが、地政学では無かったです。ちょっと馴染みでない遠くの国と日本の関係を見た本で、コンセプトは今の日本人に大切なものと思います。ただ、JICAと筆者の活動が中心で、もう少しその国のことを深く語ってほしいとは思いました。ダボス会議などの筆者の体験談も蛇足か、と思う。とてもパワフルに各国を巡っているのはよくわかりました。2021/01/21

seki

16
地政学の本というより、政治学者、JICAの理事長である筆者が、日本の国際支援を通して、外交のあり方を問う一冊といったところか。覇権戦略的な援助を展開する中国、ロシアに対し、しがらみのない支援を貫こうとする筆者の姿勢には、敬服するかぎりである。アフリカや中央アジアなど普段耳慣れない国の情勢も描かれており、興味深かった。これらの国で多くの日本人が支援のため、活躍しているという。中には治安情勢が悪い国もあるだろう。ナショナリズムという言葉は好きではないが、日本という国に改めて誇りを持てた一冊。2019/09/08

はるわか

14
日本外交は二国間関係にいささか偏っていたのではないだろうか。二国間関係は主として利害の調整である。お互いの主張をどこまで飲み、飲ませるかの計算である。しかし、マルチ外交や世界を相手にした外交では、日本の立脚点を定めることがまず必要である。日本はどこに立っているのか、何を目指すのか。それがあっての二国間関係ではないだろうか。それが欠けていたことが、今日の日本外交の行き詰まりの背景にあるように思われてならない。2023/06/07

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