出版社内容情報
願いを叶えると噂される一枚の鏡。持ち主に訪れる愛憎に塗れた運命の行く末とは。戦前から終戦直後を舞台に、死と快楽が彩る連作集。羨望と嫉妬、禁忌の愛――。快楽の果てに、その鏡は奈落の闇を映し出す。ヴェネツィアから流れ着いた一枚の鏡。その鏡は磨いた者の願いを叶えると噂されていた。脳病院に身を置く「奥様」と看護婦、昔気質な鏡研ぎ職人と美青年、人気舞台女優と財界の黒幕。鏡に魅入られた人々に訪れる、愛憎に塗れた運命の行く末とは――。戦前から終戦直後を舞台に、著者史上、最も残酷で甘美なる連作短編集。
秋吉 理香子[アキヨシ リカコ]
著・文・その他
内容説明
ヴェネツィアから流れ着いた一枚の鏡。その鏡は持ち主の願いを現実のものにすると言い伝えられていた。脳病院に身を置く奥様と看護婦、昔気質な鏡研ぎ職人と美青年、人気舞台女優と財界の黒幕。禁断の鏡に魅入られた人々に訪れる、運命の行く末とは。戦前から終戦直後を舞台に、狂瀾の愛憎劇が幕を開ける。トラウマ絶対不可避。残酷で甘美なる連作短編集。
著者等紹介
秋吉理香子[アキヨシリカコ]
早稲田大学第一文学部卒業。カリフォルニア州にあるロヨラ・メリーマウント大学大学院にて、映画・TV番組制作修士号取得。2008年に「雪の花」で第3回Yahoo!JAPAN文学賞を受賞。09年に受賞作を含む短編集『雪の花』にてデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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starbro
takaC
いつでも母さん
おしゃべりメガネ
🐾Yoko Omoto🐾