文体の科学

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  • サイズ B6判/ページ数 292p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784103367710
  • NDC分類 801.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

聖書、数式、ツイッター。言葉のスタイルは思考のスタイルだ。理と知と情が綾なす文体と人との関係を徹底解読。電子時代の文章読本。

内容説明

長短、配置、読む速度…目的と媒体が、最適な文体を自ら選びとった。古代ギリシアの哲学対話から、聖書、法律、数式、広告、批評、小説、ツイッターまで。理と知と情が綾なす言葉と人との関係を徹底解読する。

目次

第1章 文体とは「配置」である
第2章 文体の条件―時間と空間に縛られて
第3章 文体の条件―記憶という内なる限界
第4章 対話―反対があるからこそ探究は進む
第5章 法律―天網恢々疎にして漏らさず
第6章 科学―知を交通させるために
第7章 科学―世界を描きとるために
第8章 辞書―ことばによる世界の模型
第9章 批評―知を結び合わせて意味を生む
第10章 小説―意識に映じる森羅万象
終章 物質と精神のインターフェイス

著者等紹介

山本貴光[ヤマモトタカミツ]
1971年生まれ。慶應義塾大学環境情報学部卒業。文筆家、ゲーム作家、ブックナビゲーター。東京ネットウエイブ、東京工芸大学非常勤講師。「哲学の劇場」主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

金城 雅大(きんじょう まさひろ)

25
普段視界に溢れる文字や文章を、こうも意識的に考える機会はそうそうないのでとても新鮮だった。 切り取り方一つで見えている世界がガラリと姿を変える好例。「世界の認知法」の引き出しを直接的に増やしてくれる本だ。 また著者の山本貴光氏は、同じく当会でくまいさんが紹介してくださり、その後オレも紹介した2冊の本の著者・吉川浩満氏とも懇意で、共著もあるようだ。 本書の総括には吉川氏とも通底する「人間本性」という概念も出てきた。「文体から人間本性を見る」という点でも、得難い読書体験だったように思う。2018/11/26

Kazehikanai

16
科学する対象は、物質としての文と精神のインターフェースで、紙面や画面の形や配置、形式。それが換気する精神の揺らぎ。対話や科学、批評の形式についてはとても興味深いし、小説の書かれていないことについての考察もおもしろい。全体的にもっと深く網羅してほしくもあるが、連載ものの限界か。それでも今までにあまりない読み味の本で満足。読みやすかったし、おもしろかった。などと綴ったこの言葉の文体って…もう少し類書を読む必要がありそうだ。2015/08/30

本木英朗

14
本書で語られる「文体」とは、小説技法的なそれに限定されない。綴られる文章の性格(法律を説明するのか、科学を論じるのか、言葉を定義するのか、書物を評論するのか)、また文章が掲載されるメディア(紙なのか電子なのか)といった側面から著者(文筆家・ゲーム作家)は「文体」を解体していく。「書く」「読む」という行為に自覚的な人ほど、発見したり啓発されたりする箇所が多いはずだ。特に自分の関心のある分野としては、やはり最後2章で語られる「批評」と「小説」について読まされる。2015/10/01

かば

13
かなり期待して読んだが、広く浅い義論に留まっており残念だった。「科学」ではないと思う。2020/05/19

CCC

10
文章作法の話というよりは、文字形式や言葉の使われ方といった点が主だった。どこで「科学」してるかのはよく分からない。つまらなくはなかったけれど、「文体」「科学」といったタイトルの言葉から考えていた内容からはかなり離れていた。思ってたのとは違った。2018/08/24

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