ひとつむぎの手

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  • サイズ B6判/ページ数 298p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784103343820
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

人として一番大切なものは何か。若き心臓外科医に課された困難を極めるミッション。医療ミステリーの旗手が挑むヒューマンドラマ。

知念 実希人[チネン ミキト]
著・文・その他

内容説明

大学病院で過酷な勤務に耐えている平良祐介は、医局の最高権力者・赤石教授に、三人の研修医の指導を指示される。彼らを入局させれば、念願の心臓外科医への道が開けるが、失敗すれば…。さらに、赤石が論文データを捏造したと告発する怪文書が出回り、祐介は「犯人探し」を命じられる。個性的な研修医達の指導をし、告発の真相を探るなか、怪文書が巻き起こした騒動は、やがて予想もしなかった事態へと発展していく―。

著者等紹介

知念実希人[チネンミキト]
1978年、沖縄県生れ。東京慈恵会医科大学卒、日本内科学会認定医。2004年から医師として勤務。2011年「レゾン・デートル」で島田荘司選ばらのまち福山ミステリー文学新人賞受賞。2012年、同作を『誰がための刃』と改題し、デビュー。2018年、『崩れる脳を抱きしめて』が本屋大賞ノミネート(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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