新潮文庫
アコギなのかリッパなのか―佐倉聖の事件簿

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  • サイズ 文庫判/ページ数 322p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784101461717
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

政治家事務所に持ち込まれる陳情や難題を解決するは、腕っ節が強く頭が切れる大学生!「しゃばけ」の著者が贈るユーモア・ミステリ。

佐倉聖21歳。腹違いの弟を独り養う大学生だ。すでに引退した大物政治家・大堂剛の事務所で雑用係の事務員として働いている。昔は不良だったから腕っ節が強い上、気転は利くし頭が切れる。そんな聖だから、事務所に持ち込まれるあらゆる陳情・難題・厄介事の後始末を一任されても、見事な手際でまんまと解決していく!「しゃばけ」シリーズの著者が描く新時代のユーモア・ミステリー。

内容説明

佐倉聖21歳。腹違いの弟を独り養う大学生だ。すでに引退した大物政治家・大堂剛の事務所で雑用係の事務員を務めている。昔は不良で腕っ節が強い上、気転は利くし頭が切れる。そんな聖だからこそ、事務所に持ち込まれる、あらゆる陳情・難題・厄介事・揉め事の後始末を一任されても、見事な手際でまんまと解決していく。「しゃばけ」シリーズの著者が描く新時代のユーモア・ミステリー。

著者等紹介

畠中恵[ハタケナカメグミ]
1959(昭和34)年、高知県生れ、名古屋育ち。名古屋造形芸術短期大学卒。漫画家アシスタント、書店員を経て漫画家デビュー。その後、都筑道夫の小説講座に通って作家を目指し、『しゃばけ』で日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kaizen@名古屋de朝活読書会

178
新潮百冊】現代の推理小説。案件5つ。主人公佐倉聖21歳が、「風神雷神会」会長元国会議員大堂剛の事務所「アキラ」で何でも屋的雑用・難題解決。いろいろな家族の話題が骨子にある。登場人物のしなやかさは、畠中恵の理想像なのだろうか。案件の3で、メールでのやりとりは、受取手が雇い主の妻であるところは見抜けなかった。してやられた。2014/07/12

takaC

158
この話は畠中恵にしか書けない感じで好み。ただ聖はこの本の表紙の画よりも単行本に描かれてる方がイメージ合ってると思う。2014/08/15

むらKみ

122
「しゃばげ」に続き、畠中恵作品です。佐倉聖は意地をはらずに、事務員に就職すればいいのにね。事件簿と言っても、本格ミステリとは違うので、サッと読み進められます。議員事務所や日々おこる事件(トラブル)、実際にあるんだろうなって感じました。聖は、聡明で頭の回転も速い。元不良を前面に出している言葉遣いは、ちょっと勘弁してほしいな...。畠中さんの作品、今年は読みますよ。2013/03/07

punyupunyu

115
著者には珍しい現代ものです。短編連作。政治家秘書ではなく、事務員が主人公で、要領よく汚れ仕事をこなしていきます。ちょっとした謎解きがありますが、わかりやすく軽い感じで、なんだかテレビドラマを見ているような感じ。2014/10/27

ゴンゾウ@新潮部

111
しゃばけシリーズの畠中恵さんのユーモア・ミステリー小説。引退した大物政治家の個人事務所で働く大学生事務員佐倉聖が活躍する。大物政治家大堂のもとに来る相談事を鮮やかに解決する聖。現代版しゃばけシリーズ。2016/07/12

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