新潮文庫
Mystery Seller

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  • サイズ 文庫判/ページ数 585p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784101366753
  • NDC分類 913.68
  • Cコード C0193

出版社内容情報

日本ミステリー界を牽引してきた8人の作家の豪華競演。御手洗潔、江神など、人気のおなじみの主人公から、気鋭の新たな代表作まで、謎も読み口も全く異なる八篇を収録。すべて読み切り、どの事件から解くのもよし。極上のトリックに酔いしれる、ミステリーファンに捧ぐ、文庫史上もっとも豪華なアンソロジー。著作リストつきでガイドとしても最適。

内容説明

日本ミステリー界を牽引する8人の作家の豪華競演。御手洗潔、江神二郎など、おなじみの主人公から、気鋭の新たな代表作まで、謎も読後感も全く異なる八篇を収録。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

sk4

126
米沢穂信氏の『柘榴』が収録されているのと、島田荘司氏が伊坂幸太郎氏にとって小説家を目指すきっかけとなった人物と知って、この本を手に取りました。 ずっしりと重みのある作品は無かったのですが、短編集なので当たり前。 どの作品もとても面白かったです。 特に最後の「失くした御守」 (麻耶雄嵩)は良かった。 青春ミステリーかと思ったら、『儚い羊たちの祝宴』(米沢穂信)を彷彿させるスノッブな狂気。 最後の紫色のひもにはどんな意味があるのか? これぞミステリーw2013/04/03

財布にジャック

93
がちがちの本格ミステリーとは、ちょっと違いましたが、この豪華な顔ぶれの書く短編ですから、電車を乗り越しそうなほど没頭させていただきました。特に島田さんのお話は、ミステリーではないかもしれないですが、良かったです。そして、有栖川さんは学生編だってことだけで、江神さんや有栖が登場するってだけで、私的には大満足です。新潮文庫のStory Seller(1~3)やFantasy Sellerも勿論お気に入りですが、やっぱりミステリー好きな私にはこの本が一番でした!2012/02/12

くりきんとん99

78
有栖川有栖を読みたくて借りた。他の作家さんは初読みだったけど、それぞれ面白く読めた。わかんないのもあったけど(苦笑)。お気に入りは、やっぱり学生アリスの「四分間では~」と「夏に消えた少女」「怖い映像」。北川歩実、米澤穂信は読んでみたかったし、他の作家さんも知ることができた。お試しサンプルみたいな感じ。2012/03/13

しゅわ

73
【図書館】「Story Seller」がとても良かったので、こちらも手に取ってみました。その名の通り、ミステリーの短編集。いろいろな作家さんを拾い読み感覚ですね。期待値が高すぎたのか?はたまたミステリーにはこの短さ&共作スタイルが合わないのか?あまり進まず、一冊読むのにめずらしく時間がかかりました。私的にはちょっと残念な気がします。すごいメンバーが揃っている為、読みごたえもあり、それなりに楽しめるアンソロジーではあります。2013/02/19

アイゼナハ@灯れ松明の火

70
ミステリ仕立ての『Story Seller』といった感じ?の8人の作家さんによるアンソロジー。冒頭の島田荘司さんの中編からして、トリックというよりはストーリーの方に謎がある話が多かったような気がします。有栖川さんは数を読んでいる訳でないのですが「らしい」作品。米澤さんの『柘榴』は耽美な雰囲気がいいですね。我孫子武丸さんは初読みでしたが、ニヤリって感じで終わらせないとこが良かったかも。他の作品も読んでみようかな?2012/02/09

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