新潮文庫<br> 管見妄語 グローバル化の憂鬱

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新潮文庫
管見妄語 グローバル化の憂鬱

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  • サイズ 文庫判/ページ数 203p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784101248158
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

出版社内容情報

またもや英語とITか! 日本人らしさを失わせる、米英の英語帝国主義に真っ向から反対。戯れ言にうつつを抜かす世の中に喝!長年続くデフレ不況により若者が就職できない。「歴史認識」なる言葉に恫喝されて自国領土まで掠め取られそうな外交。頻発する凶悪犯罪……。日本を取り巻く深刻な状況は、日本人の英語やITが拙いから起きたのか? 否。「グローバル化」の真相とは、単なる米英の英語帝国主義に他ならない。我が国の広範な体質劣化をこれ以上放ってはおけぬ。物事の本質を見抜き、鋭く突きつける一冊。

藤原 正彦[フジワラ マサヒコ]

内容説明

長年続くデフレ不況により若者が就職できない。「歴史認識」なる言葉に恫喝されて自国領土まで掠め取られそうな外交。頻発する凶悪犯罪…。日本を取り巻く深刻な状況は、日本人の英語やITが拙いから起きたのか?否。「グローバル化」の真相とは、単なる米英の英語帝国主義に他ならない。我が国の広範な体質劣化をこれ以上放ってはおけぬ。物事の本質を見抜き、鋭く突きつける一冊。

目次

第1章 誰が市場原理主義をまき散らしたのか(だまされる数学音痴;反目の黒幕 ほか)
第2章 世事はすべて灰色なのだ(四つの事件と二つの実害;平和愛好国に必要な組織 ほか)
第3章 日本人として生まれた宿命(酷寒で鍛えられた精神;器械嫌いの矜持 ほか)
第4章 真の教育改革ほど難しいものはない(父と私の五七五;月給二十一ドルの夢 ほか)
第5章 グローバル化の憂鬱(喪われた一喝;傍線の落とし穴 ほか)

著者等紹介

藤原正彦[フジワラマサヒコ]
1943(昭和18)年、旧満州新京生れ。東京大学理学部数学科大学院修士課程修了。お茶の水女子大学名誉教授。’78年、数学者の視点から眺めた清新な留学記『若き数学者のアメリカ』で日本エッセイスト・クラブ賞を受賞、ユーモアと知性に根ざした独自の随筆スタイルを確立する。著書に『名著講義』(文藝春秋読者賞受賞)『孤愁 サウダーデ』(新田次郎との共著、ロドリゲス通事賞受賞)等(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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金吾

27
○藤原さんのエッセイは読みやすくまた同感できる話が多く、楽しんで読んでいます。本質は何なのかを考えて行動することが必要なのだろうなと思いました。ポーランドの恩返しの話が特に印象に残りました。2023/01/15

双海(ふたみ)

23
藤原家は俳句を能(よ)くする人が多いそうで。著者が米国に留学中、3月に届いた航空便の最期に「紅梅の色にじませて春の雪」という句があったという話や、先の戦争で満州から引揚げをするときに引揚げ団の連絡掲示板に「秋雨や家なき人の集まりて」と記されていて人々の涙をさそったという話が紹介されていました。ともに父(作家:新田次郎)の作。藤原さんのエッセイ、ところどころユーモアがあって好き。2016/07/03

まりにゃ

10
大好きな『管見妄語』第4弾の、待ちに待った文庫化。相変わらず面白く、情趣深く、正鵠を射る内容。グローバル化という名の英米至上主義に呑み込まれず、日本がどのように自らの文化や精神を維持していくか。国語教育こそ幼少時の柱として、命の尊さや人間の尊厳、コミュニケーション方法や教養の耕し方などを、身に着けさせることが肝要。それが全ての人間性と知的能力の基礎となる。英語は全国民に必ずしも有用ではなく、語学センスのある人たちが優れた通訳になってくれれば良いのであり、その他大勢は英語以外の分野に注力すべきと、私も思う。2016/08/10

ハル牧

2
自信は寛容を生む。本代はケチるな。グローバル化とは、英語帝国主義を通しての米英による人類支配への協賛に他ならない。本書では、読者それぞれに響く言葉が数多く出てくるだろう。5年前に出した「シニア割引拒否宣言」を、筆者はまだ堅持しているのだろうか。していそうな気はする。きっと筆者の肉体年齢はまだ、ジパング倶楽部入会資格を得ていないだろうから。2019/10/23

nnnともろー

2
歯に衣着せぬ物言いは痛快。だがアベノミクスへの評価だけはいただけない。2016/07/05

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