出版社内容情報
社会問題山積で仕事はまったく進まないのに、なぜ「幸せの国」と呼ばれるのか――ブータン政府に勤務した著者が綴る、彼らの幸せ力。クリーニングに出したセーターの袖は千切れているし、給湯器は壊れてお湯が噴出するし、仕事はまったく思い通りに運ばない。「幸せの国」と言われるブータンだけど、現実には社会問題も山積みです。それでも彼らは、「これでいいのだ」と図太くかまえ、胸を張って笑っている――初代首相フェローとしてブータン政府に勤務した著者が、日本人にも伝えたい彼らの“幸せ力”とは。
御手洗 瑞子[ミタライ タマコ]
内容説明
クリーニングに出したセーターの袖は千切れているし、給湯器は壊れてお湯が噴出するし、仕事はまったく思い通りに運ばない。「幸せの国」と言われるブータンだけど、現実には社会問題も山積みです。それでも彼らは、「これでいいのだ」と図太くかまえ、胸を張って笑っている―初代首相フェローとしてブータン政府に勤務した著者が、日本人にも伝えたい彼らの“幸せ力”とは。
目次
幸せの国、なの?
初めてのブータン
オフィスで働く日々
ブータン人気質
ブータンの男女関係
GNHと産業政策
激動する国
お金の話
ブータンの死生観
ブータン的であるということ
幸せに、なろう
著者等紹介
御手洗瑞子[ミタライタマコ]
東京生れ。東京大学経済学部卒業。マッキンゼー・アンド・カンパニーを経て、2010(平成22)年9月より1年間、ブータン政府に初代首相フェローとして勤め、産業育成に従事。帰国後の’12年、宮城県気仙沼市にて、高品質の手編みセーターやカーディガンを届ける「気仙沼ニッティング」の事業を起ち上げて、’13年から代表取締役に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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