新潮文庫<br> よなかの散歩

個数:

新潮文庫
よなかの散歩

  • ウェブストアに5冊在庫がございます。(2024年05月20日 22時46分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 235p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784101058290
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

出版社内容情報

役に立つ話はありません。だって役に立つことなんて何の役にも立たないもの。共感保証付、小説家カクタさんの生活味わいエッセイ!

恋人にカレーが好きといわれるがっかり感。住んでわかった新しい「家族」のすごいところ。なぜ私は家計簿をかかさずつけるのか。そして、なぜ子供が写った年賀状が好きなのか?……食べ物、暮らし、旅のこと、人のこと。あせらずに、りきまずに。流れる毎日のあれこれをやわらかく綴る、小説家カクタさんの生活と(ちいさな)意見。共感保証付き、日常のおもしろさ味わいエッセイ。

内容説明

恋人にカレーが好きといわれるがっかり感。住んでわかった新しい「家族」のすごいところ。なぜ私は家計簿をかかさずつけるのか。そして、なぜ子供が写った年賀状が好きなのか?…食べ物、暮らし、旅のこと、人のこと。あせらずに、りきまずに。流れる毎日のあれこれをやわらかく綴る、小説家カクタさんの生活と(ちいさな)意見。共感保証付き、日常のおもしろさ味わいエッセイ。

目次

食(1)―運命の出会いというものは、たしかにあると思う
人―人は否応なく変化する
暮―年相応の格好が、できない
食(2)―つまるところ愛なんじゃないかと思う
季―私は自分の誕生日が好きである
旅―感情というより、もっと細胞的に好きなのだ

著者等紹介

角田光代[カクタミツヨ]
1967(昭和42)年神奈川県生れ。早稲田大学第一文学部卒業。’90(平成2)年「幸福な遊戯」で海燕新人文学賞を受賞しデビュー。’96年『まどろむ夜のUFO』で野間文芸新人賞、2003年『空中庭園』で婦人公論文芸賞、’05年『対岸の彼女』で直木賞、’06年「ロック母」で川端康成文学賞、’07年『八日目の蝉』で中央公論文芸賞、’11年『ツリーハウス』で伊藤整文学賞、’12年『紙の月』で柴田錬三郎賞、『かなたの子』で泉鏡花文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ミカママ

267
角田さんのしゃべり言葉の文体にソソられる。そうそう、かなしみにのみこまれているときも、恋に舞い上がっているときも、みんなごはんを作るんです。高崎のお蕎麦屋さんは、次回の帰国でぜひ制覇したい。2016/11/26

hiro

121
『オレンジページ』に連載していた角田さんのエッセイ。小説を続けて読むと、時々無性にエッセイが読みたくなる。そういうときにピッタリなのが、文章が上手い小説家さんのエッセイだ。角田さんのエッセイといえば、本と旅を思い浮かべるが、この本は、食、人、暮、季、旅について書かれている。旅では、あれだけ海外旅行をしている角田さんの「初大阪、2007年」「人生初九州」に驚き、食では、角田さんの書く食べ物が、本当においしそうで、季では、新年の抱負が小説家らしい‘重版’と、小説家角田さんの日常生活が垣間見えたエッセイだった。2015/03/14

びす男

102
裏表紙のあらすじが言うには、「共感保証」がつくという。なるほど、納得である■「『これって便利なの?』と私はまず思った。思って激しく後悔した。買ったことを、ではなく、便利さに疑いを持ったことを、である」。共感した箇所を書きだせばきりがない。僕たちが普段感じながら言葉にしていなかった感情を、鮮やかに顕在化している■近頃、「客観」というものが神格化されすぎていると思う。もちろんそれも大切だが、いま、こんなに私的で主観100%の文章に、私たちは大きく頷いている。それって実は凄いことなんじゃないかな、と思う。2018/02/21

zero1

97
食事に旅、暮らしなど飾らない人気作家、角田のエッセイ。私も当初カルボナーラが炒り卵の別物と信じていた。マクドのポテトはなぜあんなに美味しいのか?寿司屋で緊張し、ラーメンや回転寿し、焼き肉をひとりで挑戦。無駄美人に小説や映画の無知、ボクシング、酒で忘れること。タイと辛いものが好きで朝食バイキングでは同じものばかり選ぶ。鍋や弁当が好き。そこには直木賞作家ではなく等身大の女性像がある。【オレンジページ】連載。2019/10/29

ひろ

76
共感したのは、「ああ、疲れたい」温泉にいくと疲れる。「口のなかの違和感」アサリに砂が入っていることに恐怖を感じる。「初大阪、2007年」大阪の人は親切で、いつなんどきも話をしている話好き。試したいのは、「アスパラガスのこと」毎年6月に北海道からアスパラガスをお取り寄せしている筆者。そのアスパラガスが素晴らしく美味しいのだそうだ。緑のアスパラガスは茹でて塩だけでパクパク。白のアスパラガスは酒をふりかけてグリルで焼くだけ。6月のほんの一時期で終わってしまうそうなので、カレンダーの6月にアスパラガスと書いた^^2018/01/15

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/7962692
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品