幼児期に育つ「科学する心」―すこやかで豊かな脳と心を育てる7つの視点

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  • サイズ A5判/ページ数 199p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784098373734
  • NDC分類 376.154
  • Cコード C0037

出版社内容情報

「実践コンクール」入賞事例の成果を紹介!
現在、理科教育の振興、科学技術のレベル向上をうたい、数々の策がうたれている。この企画はその時流の中で、「本質的な科学教育は従来ほとんど考えられていなかったが、実は幼児期こそ大切。科学する心を育てなければしっかりした科学者は育たない! その視点を提示する」先駆的アプローチである。 第1部では著者3人がわかりやすく座談会で語り、第2部では、ノーベル賞受賞者らに依頼した、「科学する心」への世界的なメッセージを収録し、第3部では、ソニー幼児教育支援プログラムで受賞した日本全国の幼稚園・保育園のビジョンと実践事例を具体的に紹介する。 日本の未来を明るくする幼児教育の方向を提示し、今、何をすべきかを明確に提案する必読の書である。

内容説明

最新、脳科学からの提言。本物の科学者を育てるには幼児期こそ大切、世界も注目するソニー教育財団の、先駆的取り組み。ノーベル賞受賞者らにもインタビュー。優秀賞に輝く幼稚園、保育園の具体的実践事例。

目次

第1部 鼎談・「科学する心」と脳の発達(「科学する心」とは?その育成にとって大切なこと;「科学する心」を育むために求められる経験とは?;今、園と家庭で何をすべきか?)
第2部 ノーベル賞受賞者らに聞く「科学する心」(小柴昌俊教授に聞く―まず、先生が科学好きであること;野依良治教授に聞く―「自然」に学ぶことが大切 自然における「センスオブワンダー」が基本;江崎玲於奈教授に聞く―サイエンスは自ら学ぶことによって初めて理解される;ピエール・レナ教授に聞く―柔らかく自然に接し、注意深く観察したりする;イラン・チャバイ教授に聞く―園の外で子ども達の好奇心を育むこと 母親の役割を考える必要がある)
第3部 「科学する心」そのビジョンと育ちの姿―ソニー幼児教育支援プログラム受賞園・実践事例(「科学する心」のビジョン;「科学する」保育の姿―いろいろな事例から学ぶ)