小学館新書<br> 「みんなの学校」から社会を変える―障害のある子を排除しない教育への道

個数:
電子版価格
¥880
  • 電書あり
  • ポイントキャンペーン

小学館新書
「みんなの学校」から社会を変える―障害のある子を排除しない教育への道

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年05月01日 07時19分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 新書判/ページ数 208p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784098253524
  • NDC分類 376.2
  • Cコード C0237

出版社内容情報

すべての子どもを幸せにする教育への道筋

障害のある子もない子も、すべての子どもが同じ場で学び合い育ち合う大阪の公立小学校の日常を追ったドキュメンタリー映画「みんなの学校」。2015年2月に封切られてロングランヒットし、文部科学省特別選定作品にも選ばれて、封切りから4年以上経つ今も、全国各地で自主上映が続いています。
本書は、映画「みんなの学校」の舞台となった大阪市立大空小学校の学校づくりに開校当初から関わった木村泰子初代校長と、ADHDなど高機能発達障害がある人の支援と教育活動を長年行ってきたえじそんくらぶ代表・高山恵子氏による対談本です。
「みんなの学校」の中で、なぜ子どもたちは、あれほどいきいきと輝いていたのか? 障害の有無に関わらず、すべての子どもが幸せに生きていくために、私たち大人は、今、何をすればいいのか? 二人の深く熱い対話により、「みんなの学校」を観た多くの人が感じる疑問が一つひとつ具体的に解き明かされていきます。これからの教育のあり方の指針となる、子どもに関わるすべての大人必読の1冊です。








【編集担当からのおすすめ情報】
どうすれば、「みんなの学校」の映画のように、障害のある子もない子も、すべての子どもがいきいきと自分らしく成長できるのか?具体的な道筋を明らかにする、これからの教育の指針となる1冊です。教育関係者のみならず、子どもに関わるすべての大人に、ぜひ読んでいただきたい本です。

【著者プロフィール】
木村泰子(きむら・やすこ)
大阪市立大空小学校の初代校長。障害の有無に関わらず、すべての子どもが互いの個性を生かしつつ同じ場で学び合える教育を具現化した。2015年、45年間の教員生活を終え、現在は講演活動で全国を飛び回る。著書に『「みんなの学校」が教えてくれたこと』『「みんなの学校」流・自ら学ぶ子の育て方』(ともに小学館)などがある。

高山恵子(たかやま・けいこ)
NPO法人えじそんくらぶ代表。臨床心理士。昭和大学薬学部卒業後、約10年間学習塾を経営。アメリカトリニティー大学大学院教育学修士課程修了、同大学院ガイダンスカウンセリング修士課程修了。ADHDなど高機能発達障害のある人のカウンセリングと教育を中心に、ストレスマネジメント講座などにも力を入れている。『特性とともに幸せに生きる』(岩崎学術出版)など著書多数。

内容説明

2015年2月に封切られてロングラン、文部科学省特別選定にもなり、全国の自治体などで自主上映され続けている大ヒットドキュメンタリー映画「みんなの学校」。なぜ、映画の中の子どもたちはみんな、あれほどまでにいきいきと輝いていたのか?「みんなの学校」の舞台、大阪市立大空小学校の初代校長と特別支援教育の先駆者が、「みんなの学校」の教育を具体的に解き明かし、障害の有無にかかわらずすべての子どもがともに学び合い育ち合う、これからの教育のあり方について熱く語り合う。

目次

第1章 子どもを育てる土台を築く(子どもが成長するための土台とは;子どもが安心できる環境をつくるには;大人が連携しながら子どもを育てるために)
第2章 新時代を生きる力を育む(新しい時代に必要とされる力とは;自ら学ぶ力をどう育てるか?)
第3章 一人も排除しない環境をつくる(障害がある子がみんなとともに学ぶには;問題行動の本当の原因は何なのか?;そもそも「障害」というものをどう捉えるか?;いじめを生まない「空気」をつくる)
第4章 「みんなの学校」で大人も変わる(教える立場にある人が大切にすべきこと;子どもを前にした大人のあり方とは)

著者等紹介

木村泰子[キムラヤスコ]
大阪市立大空小学校の初代校長。障害の有無にかかわらず、すべての子どもが互いに個性を生かしつつ同じ場で学び合える教育を具現化した。2015年、45年間の教員生活を終え、現在は講演活動で全国を飛び回る

高山恵子[タカヤマケイコ]
NPO法人えじそんくらぶ代表。臨床心理士。昭和大学薬学部卒業後、約10年間学習塾を経営。アメリカトリニティー大学大学院教育学修士課程修了、同大学院ガイダンスカウンセリング修士課程修了。ADHDなど高機能発達障害のある人のカウンセリングと教育を中心に、ストレスマネジメント講座などにも力を入れている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ムーミン

16
共感できるところがたくさんありました。これからの学校経営への生かし方を考えます。2019/10/24

Asakura Arata

7
確かに学校で子供中心というのは当たり前だ。子どもがなんでも言える環境であってほしい。しかし、今の学校はお上の言うことに忠実になればなるほど、このことから遠ざかる。2019/08/18

さあちゃん

4
子どもを主語にして物事を考える。ルールではなく約束。子どもも大人も自分がされて嫌なことはしない。みんなで子ども達を育てる。間違えたら学び直し。    たくさん心に響く言葉がありました。私の教科書にしていきたいと思う。2020/12/13

totuboy

4
先生ではなく子供を主語として考える、子供を育てることが、目的ではなく手段になっていないか、インクルーシブ教育をどのように実践していくべきか、非常にわかりやすく書かれており、改めて特別支援教育をどの教員もできるようにならねばならないと感じた。一方で、現実的な問題として、社会全体に誰もを受け入れる空気があるのか、アメリカのようにするならば、心を専門とする職員をどのように配置するのか、教員の仕事をどこまでで線引きするのかといったことも考えていかねばならないだろう。2019/08/28

Yuuhei Ooki

3
多くの学びが得られたと共に、教育の大事なことを改めて気付けた一冊でした。 特に印象に残ったのは、「素敵な大人は、素敵な大人がつくる」という木村先生の言葉だった。子どもたちや同僚の前に立つ自分が“素敵な大人”でなかったら、一緒に過ごしている中でお互いの成長につながることがなくなってしまうのではないかと感じた。 日々の業務に追われてしんどいことの多い自分だが、子どもたちの笑顔を忘れずに、今やるべきことに向かって邁進していきたい。2020/02/18

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/14041941
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。