内容説明
わたしたちの住むツバルがしずんでしまうかもしれない。ツバルは地球の未来の姿。
著者等紹介
山本敏晴[ヤマモトトシハル]
1965年生まれ。宮城県仙台市出身。医師・写真家・国際協力師。12歳の時、南アフリカ共和国の人種差別問題を目の当たりにして以来、70カ国以上に及ぶ国々を訪問、様々な国際協力団体に所属し、医師として写真家として活動している。2003年、自らの団体を創設、2004年、NPO法人「宇宙船地球号 Earth the Spaceship(ETS)」として認証される。「本当に意味のある国際協力」を求め続け、「持続可能な世界」の実現のため、啓発活動などを行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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榊原 香織
64
ツバルの海は美しい。 海抜平均1m 最高地点でも5m。 2021/11/12
アクビちゃん
24
【図書館】地球温暖化の影響により海面上昇して、いづれ沈んでしまうかもしれない島「ツバル」の写真絵本です。島に住んでいる人々の笑顔が本当にステキです☆でも、ゴミ処理施設がないので、笑顔の人々の後ろにはゴミの山が… 毎年、8月の第一週末に同じキャンプ場に行くのですが、今年初めて蚊に刺されました。キャンプ場のおばちゃんも今年は暑すぎて変だ!と言ってました。サブタイトル~あなたのたいせつなものはなんですか?~考えさせられます。2015/08/04
ヒラP@ehon.gohon
23
ツバルという美しい自然に囲まれた島国の危機を、他人事にして考えてはいけないという思いで読みました。 地球温暖化による環境の変化は、水位が増して海が土地を浸食していく構図を産みます。 ゴミの問題は、そこに住む人たちに直結する環境危機を産みます。 その縮図のようなツバルで、夢をもち続ける子どもたちが輝いていました。2022/11/14
♡kana*
14
大切なことだと思うのに、身近に起こらないと、すぐに忘れてしまう。 私の大切なものは何だろう?2017/03/25
遠い日
10
ツバルの子どもたちの目の輝きが脳裏を去らない。温暖化の影響により、沈みつつある小さな島国。自分にとっていちばん大切なものを訴える子どもたちの切実な願い。わたしたちの国では、どこか人ごとの問題が、子どもたちにさえ確実に見えている。これが地球の未来の姿を映すものだとしたら、悲しくてたまらない。2017/04/26