出版社内容情報
月とシロクマが織りなすベッドタイムの物語
「つきのばんにん」とは、お月さまを見守る大切なお仕事のこと。
新しい「つきのばんにん」に選ばれたシロクマのエミールは、森の生き物たちにとってなくてはならない月の光を守るため、毎晩かかさず月のお世話をしていました。
ところがある日、エミールはおかしなことに気がつきます。
なんとお月さまが、どんどん、細く、うすくなっていくのです!
あの手この手でまん丸に戻そうとするエミールですが、月はどんどん細く、まるで糸のようになっていきます。
はたして、お月さまは元どおりのまんまるに戻るのでしょうか。
【編集担当からのおすすめ情報】
月の満ち欠けという興味深いテーマを、静かで美しい物語とともに楽しめる、ベッドタイムにも最適な作品です。なんといっても、シロクマのエミールの表情がとても愛らしい! 読んでいるうちに、つい応援したくなってしまいます。
翻訳を手がけたのは、動物にまつわる数々の作品を生み出してきた絵本作家・あべ弘士さん。あたたかく心地いい言葉が、作品の雰囲気にぴったり寄り添います。
内容説明
つきをみまもるシロクマのエミール。あるばん、エミールは“あれっ?”とおもう。まるいつきのかたちがなんだかちょっとへんだ。
著者等紹介
ゾシエンカ[ゾシエンカ] [Zosienka]
南アフリカのヨハネスブルグ生まれ。ロンドンのセントラル・セント・マーチンズでグラフィックデザインを学び、卒業後はキャスキッドソンやDJ・アレッソ、その他数々の企業とのコラボレーションを手がける
あべ弘士[アベヒロシ]
1948年、北海道旭川市生まれ。1972年から25年間、旭山動物園の飼育係として勤務。退職後、絵本作家に専念する。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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