池上彰の世界の見方 朝鮮半島―日本はどう付き合うべきか

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池上彰の世界の見方 朝鮮半島―日本はどう付き合うべきか

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  • サイズ B6判/ページ数 240p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784093886055
  • NDC分類 302.21
  • Cコード C0095

出版社内容情報

韓国・北朝鮮を理解するための必須知識

日本人が学校で習わない韓国と北朝鮮の戦後史をたどり、なぜ竹島、慰安婦、拉致などの問題が起きて解決に至らないのか、そもそもの原因を明らかにする。日本はどう付き合っていけばよいのか、考えるヒントを池上さんが渾身解説。
1.「分断の歴史」から見る朝鮮半島…実は現在も朝鮮戦争は休戦中で終わっていない。なぜか?
2.「『金王朝』の始まり」から見る北朝鮮…ソ連軍の大尉だった金成柱が、なぜ「金日成」になったのか?
3.「反日のルーツ」から見る韓国…韓国が慰安婦問題にこだわるのはなぜか? 歴史への責任はとれるのか?
4.「金正日の国家思想」から見る北朝鮮…独裁はどう強化されていったのか? なぜ日本人を拉致したのか?
5.「歴代大統領」から見る韓国…支持率が下がると反日、退任後に汚職で逮捕されるのはなぜか?
6.「金正恩と核開発の歴史」から見る北朝鮮…北朝鮮が核開発を続けてきたねらいは?
本書は、池上さんが世界の国と地域を解説する『池上彰の世界の見方』シリーズの6冊目。
東京都立西高校で行った白熱授業をもとに構成。

【編集担当からのおすすめ情報】
戦後の韓国・北朝鮮の歴史、領土問題や慰安婦問題をめぐる経緯など、ニュースを理解するための必須知識が、これ1冊で身につきます。

はじめに

第1章「分断の歴史」から見る朝鮮半島
日本が朝鮮半島を支配していた/ロシアの南下政策が日本を朝鮮半島に進出させた/日本の敗戦によって、朝鮮半島は分断された/ソ連の思惑とアメリカの誤算/北朝鮮軍の奇襲で朝鮮戦争が始まった/漢江の悲劇が起こった/国連軍という名のアメリカ軍が登場した/人民義勇軍という名の中国軍も登場した/朝鮮戦争によって、日本に自衛隊ができた/韓国が朝鮮半島統一を急がない理由/韓国と北朝鮮を理解するには、「内在的論理」を知る

第2章「『金王朝』の始まり」から見る北朝鮮
ソ連が「キムイルソン伝説」を利用した/新たな金日成神話が捏造された/信任率100%で、国会議員が選ばれる/絶対的指導者が国を窮地に追い込む/在日朝鮮人を襲ったふたつの悲劇

第3章「反日のルーツ」から見る韓国
韓国にも建国神話が必要だった/民主的な選挙で独裁政権が誕生した/大統領の「お友だち優先主義」が財閥をつくった/玉虫色の条約が結ばれた/慰安婦が問題になった/韓国が慰安婦問題にこだわる理由/韓国人は本当に反日なのか/「戦争」と「性」/慰安婦は日本だけの問題ではない/「許そう、しかし忘れない」

第4章「金正日の国家思想」から見る北朝鮮
ソ連と中国の板挟みになった/キューバ危機が、北朝鮮の国家思想をつくった/国民を三つの階層に分ける/北朝鮮の工作員が、韓国大統領の暗殺を計画した/日本人の拉致問題がクローズアップされた/捕まった北朝鮮の工作員が自殺する理由/北朝鮮は、韓国に向けてトンネルを掘った/よど号ハイジャック事件

第5章「歴代大統領」から見る韓国
国民の力で独裁政権を倒した歴史がある/日本で韓国の大統領候補が拉致された/朴正煕大統領が暗殺された/軍事独裁が終わった/初めて国民による直接選挙で大統領が選ばれた/金大中が日韓関係を修復/大統領によって変わる対北朝鮮政策/悲劇のヒロインから急転落/なぜ大統領はことごとく汚職に手を染めるのか

第6章「核とミサイルで威嚇する金正恩」から見る北朝鮮
北朝鮮では、常に監視されている/ソ連が北朝鮮の核開発を援助した/核危機が起こった/「核拡散防止条約」から脱退した/27歳の独裁者が誕生した/世襲はどう決まったのか/ミサイル発射と核開発/
核の脅威のない世界をつくるために

朝鮮半島略年表

おわりに

池上 彰[イケガミ アキラ]
著・文・その他

内容説明

受験生、就活生、学び直しの社会人に最適。韓国、北朝鮮の必須知識。

目次

第1章 「分断の歴史」から見る朝鮮半島
第2章 「『金王朝』の始まり」から見る北朝鮮
第3章 「反日のルーツ」から見る韓国
第4章 「金正日の国家思想」から見る北朝鮮
第5章 「歴代大統領」から見る韓国
第6章 「金正恩と核開発の歴史」から見る北朝鮮

著者等紹介

池上彰[イケガミアキラ]
1950年長野県生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業後、73年にNHK入局。報道局社会部記者などを経て、94年4月から11年間にわたり、『週刊こどもニュース』のお父さん役を務め、わかりやすい解説で人気を集める。2005年NHKを退職し、フリージャーナリストに。名城大学教授、東京工業大学特命教授。愛知学院大学、立教大学、信州大学、日本大学、順天堂大学などでも講義を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

となりのトウシロウ

52
ミサイル発射を繰り返す北朝鮮、反日意識が強い韓国。最も日本に近い隣国。五年前に発行された本書。少し古いが戦後の現代史、北朝鮮や韓国という国がいかに生まれて今に至るのか。また韓国は軍事独裁政権で1987年にようやく民主化されたなど、当時ニュースを見ていたんだろうけど頭で理解していなかったことなど、色々勉強になった。「民主的かどうかは民族の問題ではなく単なる歴史の問題」確かに国家が成熟するのには時間がかかるんだろう。「内在的論理」で相手を理解し隣国との付き合いを考えることの大切さを教えてくれます。2023/02/19

ホシ

24
池上彰氏が東京都立西高校で行った授業を基にして書かれた朝鮮半島の現代史に関する解説書。中高生向けですが、たいへん勉強になりました。今まで知らなかった事ばかり。「内在的理論」という言葉も初めて知りました(恥)。本書を読むと、人は実に愚かで滑稽な生き物だという事を思わずにはいられません。勿論「朝鮮半島の人が」という意味ではありません。人は利己的で、己の見たいもの、聞きたいものを見ようとし、聞こうとする。そういう人の姿を受け入れてこそ平穏な世界が開かれるように思います。同シリーズの他の本も読みたいです。2018/12/01

カズチ

22
本書は池上さんが行った高校授業を元に構成されており、戦後の韓国・北朝鮮の歴史、領土問題や思想等の基礎知識が分かりやすく記載されていました。 改めて韓国が民主化30年であることを再認識しました。2018/05/23

サラダボウル

19
時間がある時にやや固めなものを、と本書。出版は今年4月だけど(この手の本は図書館予約が少ない)、その後も状況は変化している。本書は、都立西高校での対話式なので読みやすい。歴史を正しく認識し、それぞれの内在的論理を理解する。過去の歴史に対して若者に責任はないけれど、事実を知り自ら考え、これからの未来を世界の若者と造っていってほしい。それが本書で伝えたい事かな。2018/07/03

18
考え方も距離も近くて遠いお隣の国々。建国神話が北朝鮮のみならず韓国にもあったの知らなかった。でも日本も爆弾三勇士とか似たようなモンじゃん。朝鮮戦争の死者が300万人以上というのに驚いた。朝鮮戦争で安保の拒否権が存在しないことになってるのがウクライナとの違いなんだろなと思ったり。北朝鮮の階層が核心階層、動揺階層、敵対階層の3つなのに笑ってしまった…。ソウルオリンピックとかぼんやり覚えてるけど、裏では大変だったんだなあ。「許そう、しかし忘れない」が望ましい関係というのはそりゃ日本からの意見だよなあとしか。2022/08/27

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