名字でわかるあなたのルーツ―佐藤、鈴木、高橋、田中、渡辺のヒミツ

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名字でわかるあなたのルーツ―佐藤、鈴木、高橋、田中、渡辺のヒミツ

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  • サイズ B6判/ページ数 224p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784093798921
  • NDC分類 288.1
  • Cコード C0095

出版社内容情報

名字には日本人と一族の歴史が隠されている

日本には10万とも20万ともいわれる名字がある。それだけ世界に類を見ない数の家系が受け継がれてきたことを意味する。古代豪族の末裔、地形・地名由来、職業由来など、名字ひとつで先祖が生きてきた土地や生業が推測できる。
バラエティ豊富なことで、名字に関する誤解も多い。例えば、「江戸時代以前は武士以外に名字はなかった」というもの。学校でそう習ったという人も多いが、事実は「武士以外は名字を“名乗ること”が許されなかった」だけ。遅くとも室町時代には庶民が名字を持っていたことを示す文献も残っている。
もう1つの誤解は、図書館の分厚い名字事典に関係する。それらには何万もの名字が収録されているが、大半は家系図などが残されている武家、公家、名家のもので、国民の9割を占めた農民、町民のルーツはほとんど示されていない。「藤」が付く名字のすべてが藤原氏の末裔ではないのである。
庶民の名字を研究してきた第一人者であり、NHK番組「日本人のおなまえっ!」のコメンテーターとして知られる著者は、本書で約2500の名字のルーツを解説した。これを読めば、ほとんどの日本人が自分のルーツの一端を知ることになるだろう。

序章 名字のルーツを探る
第1章 由来でさぐるルーツ
第2章 先祖でさぐるルーツ
第3章 分布でさぐるルーツ
第4章 ルーツ探しの彼方に

森岡 浩[モリオカ ヒロシ]
著・文・その他

内容説明

佐藤―左園門府の役人になった藤原氏。鈴木―熊野の神官。語源は「藁塚」。高橋―奈良の「高い橋」に因む朝廷の料理番。田中―日本の原風景を名乗った農民たち。渡辺―水軍で知られる大阪発祥の一族…2500超の名字の謎がいま明かされる!

目次

序章 名字のルーツを探る(名字はいつからあるか;古代からあるのは氏や姓 ほか)
第1章 由来で探るルーツ(地名に由来する名字;ルーツが1か所の「渡辺」と「佐々木」 ほか)
第2章 先祖で探るルーツ(姓を使用している名字;武蔵七党の名字 ほか)
第3章 分布で探るルーツ(ネット上のランキングの盲点;東西の境目 ほか)
第4章 ルーツ探しの彼方に(日本人の名字とは;名字と漢字の問題 ほか)

著者等紹介

森岡浩[モリオカヒロシ]
1961年、高知県生まれ。早稲田大学在学中に独学で姓氏研究を始め、文献調査に加えてフィールドワークや統計、実証的手法を用いて多くの発見、成果を生んだ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たまきら

23
夫の名字は日本で2番目に多いんですが、私の旧称は上位300にはいないうえ、母の名字に至っては奄美の小さな島出身の祖父なので、本にも出てこない始末。オタマガッカリ。名前も面白いけれど、どこの国に行っても馴染み、どこの国の博物館にもよく似た復元模型がある原人顔の夫の骨格の由来に興味が尽きない。…ふしぎだなあ。2017/10/06

smatsu

4
軽い感じの装丁に似合わぬ良書。類書では武光誠の『日本の名字』も良い本でしたが、本書も良い。歴史的俯瞰的な日本人の氏、姓、名字にかんする経緯も説明し、個別の名字についても豊富な情報が目配りよく整理されていて素晴らしい。著者のこのテーマへの熱意と研究の深さが読んでいて自然と伝わってくる。長谷川や渡辺のルーツは一つしかないとか、「さいとう」の文字は85種類もあるとか、ネタとしても面白い話がてんこ盛り。普通の本は読み終わったら図書館に寄贈したり中古屋に売ってしまうが、これは本棚にずっと置いておきたい本です。2023/09/08

乱読家 護る会支持!

4
学校で習った「江戸時代に武士以外は名字がなく、明治になって急に名字を名乗った」は間違い。「江戸時代には武士以外は名字を名乗ることが出来なかった」が正解で、ほとんどの人は名字を持っていた。 そもそも、武士と農民は同祖であり、室町時代に農民は名字を持っていた。 長谷川のルーツは奈良県桜井の初瀬川。佐々木のルーツは、近江の地名。渡辺は、大阪中之島の「渡しの辺り」。青山、内藤は大名。地形、風景に由来する、山本、山下、山根、山崎、林など。水わまりの地形から、沢田、滝川、泉。鈴木は熊野由来の「稲の乾かし方」2017/12/06

チイノスケ

3
常識と思っていた部分が実は「違う」ことがたくさんあり、発見が多かったです。江戸時代、武士以外も苗字があったとは。(正式ではなかったようですが) 同じ字を書いて色々な読み方をする、って言われてみればそうですね。 ニュースでお見掛けした某自動車会社の社長さんの読み方、私は最初漢字で読んだ時、違う読み方してましたし。 出版社で有名な「角川」さんも私の中では一択の読み方でしたが、地域によって読み方のレパートリーの占有率?が違うそうで。 日本の文化・歴史と繋がっている部分があるんだなぁ。2019/03/17

☆りはこ☆

3
とある一つの名字に対してルーツが一つだとは限らない、ということにはっとした。た、確かに...それと、どうぶつの名前が付いた名字のひとをあまり見かけないということも、いわれてみるとそうだ!、と。名字は身近なものなだけあって驚きも強く面白かった。2018/04/25

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