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出版社内容情報
古くからの景観や伝統食を守り、若者を引き込み、エコによる町づくりや地産地消などを実践し、「持続可能なゆったりとした時間と人間サイズの町づくり」に奮闘する全国10地域とイタリア現地取材の渾身レポート!
内容説明
日本10地域とイタリア現地取材渾身レポート。“ないものねだり”から“あるもの探し”へ。自分たちの町は自分たちで創る。自分たちの暮らしは自分たちで守る。―ここには、日本の地方都市の未来に関わるヒントが込められている。
目次
第1章 イタリア発祥「スローシティ」は、小さな町で、豊かに生きる知恵(常識破りの条例やパフォーマンス、妥協なき郷土愛で、今や「スローシティ」の旗頭。―カステルノーヴォ・ネ・モンティ;「イタリアで最も美しい村」離島第一号、人々を魅了する素朴な島の財産はこよなく美しく豊かな「自然」。―ジッリオ島)
第2章 おいしいものこそは土地の最大の魅力(北の大地に広がる「農」と「食」の新しい姿。意欲的な試みに燃える人、人、人が、「おいしい町」を支えている。―北海道美瑛町;都心から通えるオーガニック先進地があった。「食とエネルギーの自給」を目指す町。―埼玉県小川町 ほか)
第3章 美しい町並みは暮らしの中で育まれる(人を惹きつける小さな町の挑戦。町並み保存の秘訣は足し算の開発でなく、引き算の町づくり。―愛媛県内子町;温泉地のあり方をリードしてきた町、行政に任せずに自分たちで考え続け、今、自然を「守る」から、町を「創る」へ。―大分県由布市由布院)
第4章 注目されるエコロジカルな暮らし(風と、森と、エコの新技術。自然エネルギーの町は、よどみなく先進的な未来に向かっている。―岩手県葛巻町;琵琶湖の水系を守り、清らかな水と生きる人々。伝統に裏打ちされた細やかなまごころ。―滋賀県高島市)
第5章 若者たちを育てる町、若者が暮らしたくなる町(プロを育てる大人の愛情、応える子供たちのエネルギー。地域ぐるみの支援が不可能を可能にした。―三重県多気町;若者たちに受け皿を用意し続ける革新の島。集まった人材とユニークなアイディアで活性化への期待も高まる。―島根県海士町(中ノ島))
著者等紹介
島村菜津[シマムラナツ]
ノンフィクション作家。1963年長崎県生まれ、福岡県育ち。東京藝術大学芸術学科卒業。5年にわたって取材したイタリアの食に関する思想をまとめた『スローフードな人生!』(新潮文庫)はスローフード運動の先駆けとなった(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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Yoshie S
虎ボルタ
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