内容説明
京都の商家が百年、二百年と守り続けてきた食、おばんざい。野菜に魚、干物、乾物、豆腐や揚げ物、練り物、香味料…。旬のものの美味しさばかりか、京都の豊富な食材から、とびきり旨い日々のご馳走はゆっくりと工夫を重ねてできあがった。京のおだいどこの1年間を訪ね、くだんの料理に手軽に美味しく、健康的な一品を添えるレシピ・ノート。
目次
第1章 杉本家のお決まりの献立
第2章 杉本家の春の献立
第3章 杉本家の夏の献立
第4章 杉本家の秋の献立
第5章 杉本家の冬の献立
第6章 杉本家の新春の献立
第7章 資料編 杉本家住宅
著者等紹介
杉本節子[スギモトセツコ]
料理研究家、杉本家10代目。財団法人奈良屋記念杉本家保存会事務局長。京都文教短期大学家政学部を卒業後、大阪あべの辻調理師専門学校でフランス料理を学ぶ。その後、東京でフランス料理研究家のアシスタント、料理書の編集者を経て、杉本家の保存活動のために帰郷した。現在は保存会運営に携わる傍ら、京の食文化に関する料理教室開催や出版活動を行っている。おばんざいのほか、西洋・中華惣菜など料理ジャンルは幅広い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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