夢伝い

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夢伝い

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  • サイズ 46判/ページ数 330p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784087717969
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

孤独を愛する人気作家が突然の断筆宣言。担当編集者は作家の住む地方へひとり、向かった。作家を脅かすものを探しに――(「夢伝い」)。地球に近づいてきた惑星、現れた女遍路――。四国に戻って来た私は、40年前の午後を思い出していた(「送り遍路」)。自らの胎内で卵を孵すセグロウミヘビ。海洋生物マニアの男は「彼女」を手に入れてから生活が一変し……(「卵胎生」)。未知のウイルス性感染症が蔓延した後、「新しい世界」の幕が開けた。男は都心から自然豊かな土地に移住を決め、恋人とはリモートで関係を深めていたが……(「果て無き世界の果て」)など、昭和から現代までを舞台に、日常に潜む怪異や心理の歪みから生まれる怪奇を描いた全11話を収録。

宇佐美まこと(うさみ・まこと)
1957年、愛媛県生まれ。2006年「るんびにの子供」で第一回『幽』怪談文学賞〈短編部門〉大賞を受賞。17年『愚者の毒』で第70回日本推理作家協会賞〈長編及び連作短編集部門〉を受賞。『ボニン浄土』で第23回大藪春彦賞候補に。『展望台のラプンツェル』で第33回山本周五郎賞候補に。他の著書に『熟れた月』『骨を弔う』『羊は安らかに草を食み』『子供は怖い夢を見る』『月の光の届く距離』など多数。

内容説明

孤独を愛する人気作家が突然の断筆宣言。担当編集者は地方に住む作家の元へひとり、向かった。作家を脅かしているものを探しに―(「夢伝い」)。自らの胎内で卵を孵すセグロウミヘビ。海洋生物マニアの男は「彼女」を手に入れてから生活が一変し…(「卵胎生」)。地球に近づいた彗星、現れた女遍路―。四国に戻ってきた私は、四十年前の雨の午後を思い出していた(「送り遍路」)。日常に潜む怪異、心理の歪みから生まれる怪奇を描いた全11編を収録。

著者等紹介

宇佐美まこと[ウサミマコト]
1957年、愛媛県生まれ。2006年「るんびにの子供」で第一回『幽』怪談文学賞“短編部門”大賞を受賞。17年『愚者の毒』で第七〇回日本推理作家協会賞“長編及び連作短編集部門”を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

321
宇佐美 まことは、新作中心に読んでいる作家です。 本書は、幻想短編集怪奇譚、オススメは表題作『夢伝い』&『湖族』&『果てなき世界の果て』です。 https://www.shueisha.co.jp/books/items/contents.html?isbn=978-4-08-771796-92022/05/21

美紀ちゃん

222
怖かった。 短編集。 1話目の「夢伝い」怖いと知らずに読んだからか、1番怖かった。 あれ?宇佐美さんなのに怖いの?と恐る恐る読んだが、全部怖かった!びっくりした。 短編集で読みやすい。 私は白宇佐美さんしか読んだことがなかったのかもしれない。 表紙が綺麗。 よく見たら写真! ゴトウヨシタカさん。 日常に潜む怪異や心理の歪みから生まれる怪奇を描いた全11話。2022/07/08

nobby

216
やっぱり宇佐美さんのホラー短編は面白い♬10~40頁の11篇どれも、ふとした日常から懐古や邪悪に導き、最後の一捻りでゾッとさせられる!水に砂に愛に溺れ、夢に仮想に惑い、不気味な生き物に怯える…この一気にのめり込ませた上で斬れ味抜群に余韻残す感じがたまらない!最も印象に残ったのは表題作「夢伝い」予想のままにラスト目にする写真の恐怖たるや!?「卵胎生」「湖族」「送り遍路」でのグロい怪異で引き込んでからのひっくり返しもなかなか!この時勢ならではの「果てなき世界の果て」も上手い!僕は『ハテセカ』やらないけど(笑)2022/06/18

fwhd8325

207
子どもの頃、ラジオでミステリー劇場という番組があって、それがとても怖かったんです。現実にあった話なんかもあって、ドキドキしながら聴いていました。たくさんのバラエティに富んだ作品を読んでいて思い出しました。短い作品ですが「エアープランツ」が好きです。暑い夏には、こうした作品集がよく合います。2022/08/02

のぶ

201
全11話を収録した短編集。物語の舞台は昭和から現代まで。本の帯には「日常に越境してくる異界を描いた恐怖と戦慄の怪談集」とあり稲川淳二の推薦文まで付いているが、異界を描いた物語はそんなに多くなく、全体の半分もなかった。どの作品にも共通しているのは、男女間のさがや業が深く書き込まれている。そんな意味では一番怖いのは、やはり人間そのものだろうと思う。それぞれの雰囲気は宇佐美さんの長編とそれ程違う事なく、各作品で充実感を持つ事ができた。作品集の中で好みは、表題作と「卵胎生」「送り遍路」あたりだった。2022/05/11

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