出版社内容情報
新成人、新社会人に向けた熱きメッセージ
連(つる)むな。逃げるな。孤独に慣れろ。抵抗しろ。改革しろ。妥協するな……。すべては覚悟から始まる! 2000年よりサントリー新聞広告に掲載され続けてきた、若き人たちへの熱きメッセージ集。
内容説明
二十歳の君へ。働く君へ。連むな。逃げるな。孤独に慣れろ。抵抗しろ。改革しろ。妥協するな。こころと身体で汗をかけ。そして、苦い酒も覚えろ。すべては覚悟から始まる。2000年より成人の日、新社会人の入社の日にサントリー新聞広告に掲載された熱きメッセージ、待望の書籍化。
目次
君の胸の中に一本の木はあるか。
二十歳の君へ
働く君へ
著者等紹介
伊集院静[イジュウインシズカ]
1950年山口県生まれ。立教大学文学部卒業。CMディレクターなどを経て、81年『皐月』で作家デビュー。91年『乳房』で吉川英治文学新人賞、92年『受け月』で直木賞、94年『機関車先生』で柴田錬三郎賞、02年『ごろごろ』で吉川英治文学賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
雨巫女。@新潮部
10
《私-図書館》二十歳の人や、新社会人に語る伊集院さんのメッセージ集。時に、胸に響き、時に、耳が痛い。2013/12/17
まいぺーす
6
大人になるってどういうことなのか、今はまだ分からない。 二十歳になったからって大人になるわけじゃない。 何年、何十年先か分からないけれど、大人になってまた読み返すことができる時が来るのかもしれない。 2012/11/24
ちー
5
毎年サントリー広告に掲載された成人と社会人に向けて書かれた贈ることば。短いながらも中には深いメッセージが込められている。孤独を楽しめ。人とつるむことだけがすべてじゃない。すぐに使える人間になるな、すぐ使えることはすぐ使えなくなる。無様でもいい、最初からうまくいく必要はない。色々なものを見、得て大人になっていけばいい。そのメッセージにじーんとする。最後をお酒で閉めているので、伊集院さんと酒がよく似合うなぁと思っていたら、他の方の感想でサントリーの酒広告だからと書いてあって納得。2013/06/03
tomohilopp
5
仕事や人生についてシンプルに考えられるようになる。ただ、新成人にむけた言葉なので、どうしても内容や使う言葉が似通ってくる。続けて読むには不向き。心が折れそうになった時に、一つだけ読む方がいい。2012/11/07
モナ
4
「本気、本心で何かにむかって歩いたことが何度ありますか」…伊集院静さんの新成人・新社会人にむけた23のメッセージ。2013/01/31