内容説明
誕生から半世紀を経て、今なお爆発的に進化をし続けるコンピュータ・テクノロジー。その激流に呑みこまれることなく現代を生き抜くには、まず「情報とは何か」「コンピュータとは何なのか」の基本を知ることが不可欠。TRONで知られる坂村教授による、画期的な電脳学入門書がついに文庫化!今まで誰にも聞けなかった「素朴な疑問」もたちまち氷解。
目次
第1章 コンピュータ学へ、ようこそ
第2章 20世紀を変えた情報理論
第3章 戦争がコンピュータを作った
第4章 0と1のマジック・ブール代数
第5章 プログラム―コンピュータとの会話術
第6章 世界を変えた小さな「石」
第7章 マシンと人間の架け橋「OS」
第8章 インターネットは「信頼の輪」
第9章 電脳社会の落とし穴
第10章 コンピュータよどこに行く?
著者等紹介
坂村健[サカムラケン]
東京生れ、東京大学教授。専攻は電脳建築学。TRONプロジェクトのリーダーとして活躍。その画期的技術は、携帯電話などさまざまな機器に採用され、世界の注目を浴びている。2001年武田賞受賞
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