出版社内容情報
【恋を封じられた王女のロマンティック・ファンタジー!】
方の王国レイトリンの王女の生まれでありながら、理由あって森で育った赤毛の少女ミア。
森で迷い、死にかけていたところを助けた記憶喪失の少年キリアンとともに、祖母のグリンダのもとで自由にのびのびと成長した。
大地を耕し、ウサギを狩り、王城とは縁のない自然児のような生活をしていたミアだが、16歳の誕生日を目前に、母であり「氷の女王」の異名を持つカイラに呼び出しを受ける。
そこでミアを待ち受けていたのは、きらびやかな王宮生活と、残酷な運命と、初めての恋・・・・・・!
祝福と呪いを贈られたミアは「愛する人を愛せない」という呪いに対峙することになり・・・・・・!?
国を追われ、激しい試練に灼かれながら、私は明日を諦めない・・・!
炎のような少女の、怒涛のロマンティック・ファンタジー!
内容説明
王女の生まれなのに訳あって、森で自由に育った赤毛の少女ミア。自然児のような生活をしていたミアだが、16歳の誕生日を目前に「氷の女王」の異名を持つ母カイラに呼び出しを受ける。そこでミアを待ち受けていたのは、きらびやかな王宮の生活と、過酷な宿命と、初めての恋…!祝福と呪いを同時に贈られた少女は次々に襲いかかる試練にどう立ち向かうのか…?
著者等紹介
山本瑤[ヤマモトヨウ]
「パーフェクト・ガーデン」で2002年度集英社ノベル大賞佳作受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
32
レイトリン王国の王女として生まれながら、理由あって森で育てられた赤毛の少女・ミア。16歳の誕生日を目前に母である「氷の女王」カイラに呼び出され運命が動き出すファンタジー。自らが助けた幼馴染の少年キリアンとともに、王城とは縁のない自然児のような生活をしていたミアを待ち受ける残酷な運命と、隣国の王子・エドワードとの初めての恋。誕生日に祝福と呪いを贈られたミアが過酷で数奇な運命に振り回され、激しい試練に灼かれながらそれでも諦めない激動の展開でしたけど、ここからどういう運命が待ち受けるのか期待の新シリーズですね。2022/03/07
陸抗
26
レイトリンの第一王女だけれど母親の女王に拒まれ、不遇の生活を続けたミア。それでも祖母の元で森の生活を楽しみ、自由を満喫していたら王女としてグリフィスの王子に嫁ぐことに。やっと幸せになれると思わせておいて、今度はイバラの魔女の呪いに苦しめられる。キリアンやハンナ等、僅かながら仲間は居るもののミアの境遇は悪化するのみ。ミアの母親も同じく呪われた可能性を考えたけど、解呪の方法は見つかってなさそう。そして、なぜイバラの魔女は呪いを振り撒くのか。2022/05/05
よっしー
22
眠れる森の美女のパロディの様な感じかなと思いながら読み進めると、そういう訳ではなかったですね。第一王女でありながら、母から疎まれて育ったミヤ。祖母に育てられ、記憶喪失のキリアンと共に森で過ごす姿は楽しそうでしたが、16歳の誕生日を機に呪いをかけられ、初めての恋は前途多難な状態に…。ミヤとエドワードのすれ違いの恋、イバラの呪いとは何なのか、気になることだけ残しての終了だったので、早めに続編を読みたいと思います。2022/12/04
はなりん
21
あ〜切ない。女王から虐げられ祖母の元で畑や狩りをしながら育った王女ミア。幼い頃森で助けた幼馴染のキリアン。16歳の誕生日を前に出会った隣国の王子エドワード。ミアとエドワードは恋に落ちるが、16歳の誕生日に神殿での儀式で、愛する人の前で笑ったり泣いたりできなくなる呪いがかけられる。そんなミアに心が離れたと思うエドワード。ミアを愛し守りたいキリアン。みんな切ない。そして、えらい所で続く。続くを早く読みたい!2022/05/21
ぐっち
21
初恋かつ結婚相手のエドワードより、おさななじみのキリアンのほうが好みで、えー?別の王子と結婚しちゃうの?と思ったら悪い魔女の呪いをかけられ(悪い魔女ナイス★)…初恋かつ結婚相手のエドワードは、イラストすら出してもらえず不憫…。キリアンの正体、女王とミアの秘密…次の巻が今月出るようなので続けて読みます。2022/03/12