出版社内容情報
死に瀕した国王の言動から、自らの出生に疑いをもったディアナ。
紆余曲折を経て、アレクシアとディアナは再会を果たすが、自分たちの出生の秘密を確かめるため、アレクシアは一人、生誕の地、小夜鳴城を目指す。
当時の生き証人から語られたのは、驚くべきふたりの血の繋がりーー。
時を同じくして国王崩御の報せがもたらされ、王位はエリアスが継承することに。だが、戴冠式当日、残酷な企みが幼い王太子を襲うーー。
ついに玉座への野心を露にした異母兄ウィラード。過去にすべてを失い、最後に“ウィラードの野心"を信じるセラフィーナ。敵対するグレンスター公爵家の、長きにわたる野望。
同じ姿をしながら別々の道を歩んできた二人の少女の、それぞれの選択とは。「それではまるで、あなたのご遺言のように聴こえますが」
王国を揺るがした王位継承身代わり陰謀劇、涙の完結巻。
内容説明
ついに明らかとなったアレクシアとディアナの血の繋がり。時を同じくして国王崩御の報せがもたらされ、王位はエリアスが継承することに。だが、戴冠式当日、残酷な企みが幼い王太子を襲う―。玉座への野心を露にしたウィラードとセラフィーナ。敵対するグレンスター家の野望。同じ姿をしながら別々の道を歩んできた二人の少女の、それぞれの選択とは、涙の完結巻。
著者等紹介
久賀理世[クガリセ]
東京都出身。東京音楽大学器楽科ピアノ演奏家コース卒業。雑誌Cobalt短編小説新人賞に入選の後、2009年度ノベル大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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