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出版社内容情報
「お前たちは、この世に一匹たりとも生かしておかない！」――不倶戴天の仇敵と巡り会ってしまったエル。新たな死闘が今、始まる。
内容説明
西方諸国における戦いに勝利した銀鳳騎士団は、故郷へと凱旋を飾っていた。勝利と共に彼らが持ち帰った最新の飛行機械・飛空船を前に、国民は大いに沸き立つ。しかしそんな盛り上がりなど目もくれず、エルは独自に飛行型幻晶騎士の設計へと着手していた。そして数多の苦労を突き抜けて、幻晶騎士を空に飛ばすことに成功する。飛空船を手に入れ『飛翔騎士』が誕生したことにより、大空への道は開かれた。やがて飛翔騎士のみで構成された騎士団、紫燕騎士団の設立と成功を契機として、王国の興味はある一点へと収束してゆくのだが―。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まりも
42
異世界転生ロボファンタジーの6冊目。飛空船を持ち帰ったエルが、空飛ぶ騎士を作る為に奮闘する話。1年ぶりの新刊。今回もワクワクが止まりませんね。空飛ぶ幻晶騎士が完成した事で、地上戦だけじゃなく空中戦まで楽しめるようになったとか、もう本当たまりませんわ。新章開幕に相応しい感じの内容になっていたので、非常に満足できました。エルとアディのラブコメ模様にはほっこり。新しい舞台に新しい敵、変わり始める人間関係と今後の展開から目を離せませんね。次巻も楽しみです。2016/04/01
よっち
33
西方諸国における戦いの勝利と共に彼らが持ち帰った最新飛空船に対しエルは独自に飛行型幻晶騎士の設計へと着手。それに伴い飛翔騎士のみで構成された紫燕騎士団の設立される第六弾。飛行船実用化で満足せずに飛行型幻晶騎士の実用化に向けて暴走するエルでしたけど、そんな彼に呆れながらも協力する騎士団の面々も相当ですよ（苦笑）飛翔騎士で大きく変わりそうな戦術、中隊長たちの転機、運用上出てきた問題解決に向かったエルたち。思わぬ苦戦はありましたけど新たな発見もあって、エルの好奇心は尽きることがなさそうですね。次巻も楽しみです。2016/03/30
こも 零細企業営業
26
空を飛べる機関が発見され、空路を開拓するが魔獣と縄張りがかち合うため、そんなに開拓ができなかった。そして、エルくんは、それならロボットに直掩させれば良くね？といった感じでロボットも空を飛べるようにする。 それに巻き込まれる鍛治師達、パイロット達w そして人魚型のロボット、それ達を収納出来る母艦イズモが完成。それで魔の森探査に行くが、そこに現れたのがロボットを溶かす酸の霧を出す魔獣。それに鬼神な鎧武者が堕とされる。 それを助けようと飛び出す幼馴染み。そして行方不明になってしまうが、彼等は逞しく生活してたw2020/01/04
ナカショー
26
今回もエルくんが大暴走して終わるのかと思いきや、今までにない危機的状況にビックリ。ただ、そこはエルくん。転んでもただでは起きない！どんな事になっていくのか次が非常に楽しみ！2016/08/15
METHIE
21
本格的な飛翔騎士の制作、これがいつも通りのエル君のマッドサイエンストぶりが光り周囲を巻き込んでてんやわんやに。 仲間が出世して離脱、そして魔獣の戦いでエルの行方不明と色々ありますが、直ぐに見つかるのは良い意味でなろうっぽくてよろしい。 「夢だけ抱いて死んでしまったら、もしも続きがなかったら、道に迷って、彷徨ってしまいますから」 プラモ好きのプログラマーが交通事故で巨大ロボットが存在するファンタジー世界に転生した主人公だからこそ言えるセリフだよ、だから最近のラノベは辞められない。2016/04/16
