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出版社内容情報
奥田 昌子[オクダ マサコ]
著・文・その他
内容説明
コメが日本人の遺伝子を大きく変えた。「日本人の体質」に合わない食事が寿命を縮める。日本人と中国人でも「遺伝的な体質」はけっこう違う。日本人は内臓脂肪がつきやすく、一見やせていても高血圧と糖尿病に注意が必要。動物性脂肪は、違法薬物よりも強力な依存症を引き起こす。強力ながん遺伝子を持っていても、運動で発症率を下げられる。日本人の糖尿病、高コレステロール、肥満に効く「ある穀物」…「生まれ持った遺伝的な体質」は変えられる!生活習慣が遺伝子の働きを変える!最新研究に基づく「日本人が病気を防ぐ秘訣」。
目次
第1章 体の「設計図」が健康と病気をつくる(病気に「なりやすい」人、「なりにくい」人;体の「設計図」が体質の基礎になる ほか)
第2章 日本人の「遺伝子」と「体質」にはどんな特徴があるか(酒に弱いほうが生存に有利だった?;コメが日本人の遺伝子を大きく変えた ほか)
第3章 遺伝子についた小さな傷が病気を引き起こす(1文字の違いが体質を変える;遺伝子変異が子孫に伝わるとは限らない ほか)
第4章 設計図の違いだけで「なる病気」は決まらない(一卵性双生児は、生まれたときから指紋が違う;青虫と蝶は同じ設計図からできてくる ほか)
著者等紹介
奥田昌子[オクダマサコ]
京都大学大学院医学研究科修了。内科医。京都大学博士(医学)。医学部卒業後、博士課程に進み基礎研究に従事。健診ならびに人間ドック実施機関で診察/診療にあたる。海外医学文献と医学書の翻訳もおこなってきた。現在は産業医を兼務し、ストレス対応を含む総合診療を続けている。愛知県出身(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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