出版社内容情報
一見やさしく書かれていますが、バカにしてはいけません。世界の見方を変えてくれます。――養老孟司一見やさしく書かれていますが、バカにしてはいけません。世界の見方を変えてくれます。――養老孟司(解剖学者)
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AIブームへの正しいカウンター。自然/人工の檻の外へ、知性を解き放つ! AIみたいな人間と人間みたいなAIにあふれる社会への挑戦状。――吉川浩満(文筆家)
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「考えるな、感じろ」とブルース・リーは言った。
山の向こうにも同じように風景が広がることや、
太平洋でイワシが泳いでいることを信じられる。
今までのこだわりが、突然どうでもよくなる。
計算を間違い、マニュアルを守れず、ふと何かが降りてくる。
それらはすべて知性の賜物である。
生きものの知性である。
今こそ天然知能を解放しよう。
人工知能と対立するのではなく、
意識の向こう側で、想像もつかない「外部」と邂逅するために。
わたしがわたしとして存在するための哲学。
郡司ペギオ幸夫[グンジペギオユキオ]
著・文・その他
内容説明
「考えるな、感じろ」とブルース・リーは言った。計算を間違い、マニュアルを守れず、ふと何かが降りてくる。それらはすべて知性の賜物である。今こそ天然知能を解放しよう。人工知能と対立するのではなく、想像もつかない「外部」と邂逅するために。
目次
1 マネコガネ―知覚できないが存在するもの
2 サワロサボテン―無意識という外部
3 イワシ―UFOはなぜ宇宙人の乗り物なのか
4 カブトムシ―努力する神経細胞
5 オオウツボカズラ―いいかげんな進化
6 ヤマトシジミ―新しい実在論の向こう側
7 ライオン―決定論・局所性・自由意志
8 ふったち猫―ダサカッコワルイ天然知能
著者等紹介
郡司ペギオ幸夫[グンジペギオユキオ]
1959年生まれ。東北大学理学部卒業。同大学大学院理学研究科博士後期課程修了。理学博士。現在、早稲田大学基幹理工学部・表現工学専攻教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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yutaro13
Kentaro
塩崎ツトム
あっきー
りょうみや