出版社内容情報
求道的文学者・倉田百三が、法然「一枚起請文」の奥義、親鸞「歎異抄」の全てを語りきった。読む者の胸を打つ、情熱的名著の新装刊!「信仰というものは、生きるために必要な、日々に欠くことの出来ない、実際に役立つものでなくてはならぬ。心の平和のためにも、また身体をいわゆる肉弾となして、実生活にぶっ突かって行く時にもなくてはならない最後の『拠りどころ』でなくてはならぬ」と考える著者が、法然と親鸞の信仰について、情熱をかたむけて説いた名著。法然「一枚起請文」の奥義、歎異抄の全てを語りきった!
倉田 百三[クラタ ヒャクゾウ]
著・文・その他
内容説明
信仰というものは、生きるために必要な、日々に欠くことの出来ない、実際に役立つものでなくてはならぬ。心の平和のためにも、また身体をいわゆる肉弾となして、実生活にぶっ突かって行く時にもなくてはならない最後の「拠りどころ」でなくてはならぬ―倉田百三が、生涯をかけて探究した親鸞と、その師・法然の信仰を語り説く、情熱あふれる名著。
目次
上篇―一枚起請文を中心として(内容一般;法然の生涯(その時代的背景)
一枚起請文講評)
下篇―歎異鈔を中心として(内容一般;親鸞聖人の生涯;歎異鈔講評)
著者等紹介
倉田百三[クラタヒャクゾウ]
1891年広島県生まれ。旧制第一高等学校を病気のため中退。大正期の人道主義的文学を代表する。1943年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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