出版社内容情報
説話集を淵源としたり口承されたりした戯笑譚・滑稽譚・艶笑譚を編んだ近世初期の笑話集。民衆に好まれた234話を収録。近世初期に成立した笑話集。古活字版、整版、書写本など、さまざまな形で庶民に浸透し楽しまれた噺の数々。「仮名草子中一、二のベストセラー」とも推測され『醒睡笑』にも引き継がれた笑話には、当時の民衆の笑いの感覚が表れている。
身近にいる「うつけ」者の噺、艶笑・男色の噺、尾籠な噺から信長・秀吉が登場する噺まで、無名の人々の手になる作品集成。
全234話
笑話番号1?80 (底本 無刊記整版)
81?143 (拾遺)
144?214 (底本 無刊記整版)
215?234 (拾遺)
宮尾 與男[ミヤオ ヨシオ]
著・文・その他
内容説明
近世初期に成立した笑話集。古活字版、整版、書写本など、さまざまな形で庶民に浸透し、楽しまれた噺の数々。「仮名草子中一、二を争うベストセラー」とも推測され『醒睡笑』にも引き継がれた笑話には当時の民衆の笑いの感覚が表れている。身近なうつけの者の噺、艶笑・男色の噺、尾篭な噺から信長・秀吉が登場する噺まで、無名の人々の手になる作品集。
目次
上巻(1~80(無刊記整版)
81~143(拾遺))
下巻(144~214(無刊記整版)
215~234(拾遺))
著者等紹介
宮尾與男[ミヤオヨシオ]
1948年東京生まれ。日本大学大学院文学研究科博士課程単位取得満期退学。大学教員、日本近世文学会委員を経て、夕霧軒文庫長。近世文学者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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優希
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