講談社学術文庫<br> 仏教誕生

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講談社学術文庫
仏教誕生

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  • サイズ 文庫判/ページ数 224p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062921022
  • NDC分類 181.02
  • Cコード C0115

出版社内容情報

古代インドの宗教的、思想的土壌に、どんな革新性をもって仏教は生まれたのか。その生成の場面に光を当て、釈尊の思想の本質に迫る。釈尊、その思想の本質
説かれたものは「慈悲」と「救済」だったのか? 生成の場面に光を当て、仏教の根源にせまる

古代インドに生まれ、今もアジアの人々の暮らしに根づく仏教。インドの宗教的・思想的土壌にあって他派の思想との対立と融合を経るなかで、どんな革新性をもって仏教は生まれたのか。その生成の場面に光を当て、比較思想研究の手法によって「経験論とニヒリズムに裏打ちされたプラグマティスト」釈尊の思想の本質に迫る。インド思想史研究の意欲作。

紀元前五世紀ごろから紀元後の一千年紀にわたって、思想史上、仏教はほとんどつねに主導的な役割を果たした。仏教は、今日のヒンドゥー教思想の骨格の重要部分を構成している。しかし、その仏教も、孤高にして超絶という態のものではけっしてなく、他派の思想との対立と融合のなかで生成発展していったのである。――本書「はしがき」より

※本書の原本は、1995年、筑摩書房より刊行されました。

第一章 仏教前夜
 1 輪廻説の確立
 2 初期の出家とバラモンたちの抵抗
 3 沙門と六師外道
第二章 釈尊の生涯
 1 伝説と史実
 2 生まれ
 3 出家(沙門)への道
 4 出家修行
 5 成道から初転法輪へ
 6 その後の活動と弟子たち
 7 般涅槃に入る
第三章 最初期の仏教の考え方
 1 生のニヒリズム
 2 経験論、不可知論、中道
 3 因果論
 4 瞑想、戒律


宮元 啓一[ミヤモト ケイイチ]
著・文・その他

内容説明

古代インドに生まれ、今もアジアの人々の暮らしに根づく仏教。インドの宗教的・思想的土壌にあって他派の思想との対立と融合を経るなかで、どんな革新性をもって仏教は生まれたのか。その生成の場面に光を当て、比較思想研究の手法によって「経験論とニヒリズムに裏打ちされたプラグマティスト」釈尊の思想の本質に迫る。インド思想史研究の意欲作。

目次

第1章 仏教前夜(輸廻説の確立;初期の出家とバラモンたちの抵抗;沙門と六師外道)
第2章 釈尊の生涯(伝説と史実;生まれ;出家(沙門)への道
出家修行
成道から初転法輪へ
その後の活動と弟子たち
般涅槃に入る)
第3章 最初期の仏教の考え方(生のニヒリズム;経験論、不可知論、中道;因果論;瞑想、戒律)

著者等紹介

宮元啓一[ミヤモトケイイチ]
1948年、東京生まれ。東京大学文学部卒業。同大学大学院修了。インド哲学、インド思想史専攻。博士(文学)。現在、國學院大学文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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月をみるもの

14
「六師外道」( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%AD%E5%B8%AB%E5%A4%96%E9%81%93 ) の思想はどれも興味深いのだが、なかでもジャイナ教の教祖 ニガンタ・ナータプッタ=ヴァルダマーナ の教えは、初期仏教教団=シャカの教えに近く面白い。手段(方便)を目的にして発展した、のちの大乗仏教がなければ、仏教はジャイナ教のようになったのかもしれない。2019/11/23

in medio tutissimus ibis.

4
六師外道って仏教に似ていたから差異を強調するために批判されていたんだな。確かに「人を殺しても無罪」とか字面通りに言って信じて行動していたら仏教徒が批判するまでもなく単なる犯罪者だよなぁ……。仏教の本ではあるけど、著者はあくまでインド哲学が専門であって、インドの宗教には大乗仏教を含めてさほど興味がないのだろうか。2017/10/12

やまえつ

4
第1章が「仏教前夜」で、仏教が興る前のインドの宗教の概要が説明されている。第2章が「釈尊の生涯」で、史実と伝説の違いに注意しながら説明されている。第3章が「最初期の仏教の考え方」で、のちの大乗仏教などの影響をできるだけ取り除くようにして初期の仏教がどのようなものであったかが説明されている。仏教前夜など面白い点もあったが、「経験論とニヒリズムに裏打ちされたプラグマティスト」釈尊と言われてもピンとこない。こちらの勉強不足なのだろうが。2014/10/26

りんふぁ

3
ブッダのエピソード調べで読んだので、流し読み。2017/04/11

set-you

3
仏教成立以前のインド哲学史を概観しながら、いかにして釈尊(ブッダ・シッダールタ)が生まれ、目覚めたか、成道を成したかと言う前半部分から、いかにして釈尊を中心に「仏教」と言う宗教、組織になっていったかを解説してる本書。一読しての感想は「仏教」として修行や価値観のスタイルが確立する以前から、生の苦しみから逃れるべく苦行や禅行、乞食などをする出家者が溢れていたと言う紀元前のインド精神世界すげぇな、と。2013/10/30

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