出版社内容情報
日本の道徳は古くさく韓国の道徳は青くさい理の顔と感情の顔、その乖離は何に由来するのか。韓国人の思考や行動の原理と韓国社会のメカニズムを独自の「統一理論」で読み解く。隣国・韓国の正体とは何か。
内容説明
「韓国に関する認識は最終的に解決された」。韓国人が垣間見せる理の顔と感情の顔、その乖離は何に由来するのか。儒教(朱子学)に基づく“理”と“気”の世界観を軸に、著者独自の「統一理論」で韓国人の思考や行動原理、そして韓国社会のメカニズムをあざやかに読み解いてゆく。思想史や歴史的経緯までも踏まえた、正しい韓国理解のための必読の一冊。
目次
0 韓国・道徳志向的な国
1 上昇への切望―“理”志向性のしくみ
2 “理”と“気”の生活空間
3 “理”と“気”の文化体系
4 “理”と“気”の社会構造
5 “理気”の経済・政治・歴史
6 “理気”と世界・日本
著者等紹介
小倉紀蔵[オグラキゾウ]
1959年生まれ。東京大学文学部ドイツ文学科卒業、韓国ソウル大学校哲学科大学院東洋哲学専攻博士課程単位取得。京都大学大学院人間・環境学研究科准教授。専門は韓国哲学、東アジア比較思想(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
-
- 和書
- 児童福祉入門 (第4版)