講談社学術文庫
韓国は一個の哲学である―“理”と“気”の社会システム

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  • サイズ 文庫判/ページ数 261p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062920520
  • NDC分類 302.21
  • Cコード C0136

出版社内容情報

日本の道徳は古くさく韓国の道徳は青くさい理の顔と感情の顔、その乖離は何に由来するのか。韓国人の思考や行動の原理と韓国社会のメカニズムを独自の「統一理論」で読み解く。隣国・韓国の正体とは何か。

内容説明

「韓国に関する認識は最終的に解決された」。韓国人が垣間見せる理の顔と感情の顔、その乖離は何に由来するのか。儒教(朱子学)に基づく“理”と“気”の世界観を軸に、著者独自の「統一理論」で韓国人の思考や行動原理、そして韓国社会のメカニズムをあざやかに読み解いてゆく。思想史や歴史的経緯までも踏まえた、正しい韓国理解のための必読の一冊。

目次

0 韓国・道徳志向的な国
1 上昇への切望―“理”志向性のしくみ
2 “理”と“気”の生活空間
3 “理”と“気”の文化体系
4 “理”と“気”の社会構造
5 “理気”の経済・政治・歴史
6 “理気”と世界・日本

著者等紹介

小倉紀蔵[オグラキゾウ]
1959年生まれ。東京大学文学部ドイツ文学科卒業、韓国ソウル大学校哲学科大学院東洋哲学専攻博士課程単位取得。京都大学大学院人間・環境学研究科准教授。専門は韓国哲学、東アジア比較思想(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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金北山の麓に生まれ育って

0
面白かった、ステレオタイプのいわゆる「嫌韓本」ばかり読んでいたので知ろうとする意志をもっと持たねばと筆者に叱られているような気分で読み終わった。読んで根源的に韓国という国が嫌いになった、嫌韓本と比べ理解が深まったが故に(筆者の意図にはそぐわないのですが) ※小倉さんはどうしてソウル大学博士過程「単位修得」「退学」なのか?主張が韓国側からすると許しがたかったのか?2018/12/04

れもん

0
★★★2012/04/30

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