講談社文芸文庫<br> 北愁

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講談社文芸文庫
北愁

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  • サイズ 文庫判/ページ数 295p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784062902144
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

幼くして母を亡くし、継母と文筆家の父に育てられた才気煥発な娘あそぎ。
そのまっすぐな気性は時に愛され、時に人を傷つける。
婚家の没落、夫婦の不和、夫の病――
著者・幸田文自身を彷彿とさせる女性の波乱の半生を、彼女を取り巻く人々とのつながりの中でこまやかに描きあげた長編小説。

幸田 文[コウダ アヤ]
著・文・その他

内容説明

幼くして母を亡くし、継母と文筆家の父に育てられた才気煥発な娘あそぎ。そのまっすぐな気性は時に愛され、時に人を傷つける。夫婦の軋み、婚家の没落、夫の病―著者・幸田文自身を彷彿とさせる女性の波乱の半生を、彼女を取り巻く人々とのつながりの中でこまやかに描きあげた長編小説。

著者等紹介

幸田文[コウダアヤ]
1904・9・1~1990・10・31。小説家・随筆家。東京向島生まれ。文豪幸田露伴の次女。女子学院卒。1928年結婚。10年間の結婚生活の後、娘玉を連れて離婚。幸田家に戻り、父の傍らにあって家を守り、父の最期を看取る。47年父との思い出の記「雑記」「終焉」「葬送の記」を執筆。その清新な文体が好評を博し、随筆家として出発。56年『黒い裾』で読売文学賞、57年『流れる』で芸術院賞等を受賞し、小説家としても文壇的地位を得た(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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