出版社内容情報
「花柳小説名作選」に続く小説集は永井荷風から吉行淳之介、そして島村洋子まで、丸谷才一氏が長年あたためていた企画がここに実現。『花柳小説名作選』に続く小説集は、永井荷風から吉行淳之介、そして島村洋子まで、丸谷才一氏が長年あたためていた企画がここに実現。
最後の編纂本は「艶やか」
娼婦の部屋 吉行淳之介
寝台の舟 吉行淳之介
極刑 井上ひさし
てっせん 瀬戸内晴美
一九二一年・梅雨 稲葉正武 島村洋子
一九四一年・春 稲葉正武 島村洋子
母 大岡昇平
蜜柑 永井龍男
甲羅類 丹羽文雄
河豚 里見とん
妻を買う経験 里見とん
瑣事 志賀直哉
山科の記憶 志賀直哉
痴情 志賀直哉
妾宅 永井荷風
花火 永井荷風
葡萄棚 永井荷風
町の踊り場 徳田秋声
哀れ 佐藤春夫
解説 杉本秀太郎
丸谷 才一[マルヤ サイイチ]
編集
吉行 淳之介[ヨシユキ ジュンノスケ]
著・文・その他
永井 荷風[ナガイ カフウ]
著・文・その他
徳田 秋声[トクダ シュウセイ]
著・文・その他
里見 とん[サトミ トン]
著・文・その他
大岡 昇平[オオオカ ショウヘイ]
著・文・その他
永井 龍男[ナガイ タツオ]
著・文・その他
丹羽 文雄[ニワ フミオ]
著・文・その他
志賀 直哉[シガ ナオヤ]
著・文・その他
井上 ひさし[イノウエ ヒサシ]
著・文・その他
瀬戸内 晴美[セトウチ ハルミ]
著・文・その他
島村 洋子[シマムラ ヨウコ]
著・文・その他
佐藤 春夫[サトウ ハルオ]
著・文・その他
内容説明
『花柳小説名作選』より三十数年の時を経て丸谷才一が新たに選び出した色と艶のある小説の数々。丸谷才一最後の編纂本。
著者等紹介
丸谷才一[マルヤサイイチ]
1925・8・27~2012・10・13。小説家、評論家、翻訳家。山形県生まれ。東京大学文学部英文科卒業。1945年入営。68年「年の残り」で芥川賞受賞。その後、「裏声で歌へ君が代」、「たった一人の反乱」(谷崎賞)、「樹影譚」(川端賞)、「輝く日の宮」(泉鏡花賞)などの小説や、評論を数多く発表。また多岐にわたる随筆も意欲的に執筆。2011年には文化勲章を受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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