講談社現代新書<br> 私とは何か―「個人」から「分人」へ

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講談社現代新書
私とは何か―「個人」から「分人」へ

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  • サイズ 新書判/ページ数 192p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062881722
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0211

出版社内容情報



平野 啓一郎[ヒラノ ケイイチロウ]
著・文・その他

内容説明

小説と格闘する中で生まれたまったく新しい人間観!嫌いな自分を肯定するには?自分らしさはどう生まれるのか?他者と自分の距離の取り方―。恋愛・職場・家族…人間関係に悩むすべての人へ。

目次

第1章 「本当の自分」はどこにあるか(教室の中の孤独;小説にのめり込む ほか)
第2章 分人とは何か(私たちを苦しめる矛盾;分人とは何か ほか)
第3章 自分と他者を見つめ直す(悩みの半分は他者のせい;他者もまた、分人の集合体 ほか)
第4章 愛すること・死ぬこと(「恋愛」、つまりは「恋と愛」;三島と谷崎の「恋」と「愛」 ほか)
第5章 分断を超えて(遺伝要因の影響;トリミングの弊害 ほか)

著者等紹介

平野啓一郎[ヒラノケイイチロウ]
1975年、愛知県生まれ。小説家。京都大学法学部卒。1999年、在学中に文芸誌「新潮」に投稿した『日蝕』により第一二〇回芥川賞を受賞。以後、数々の作品を発表し、各国で翻訳紹介されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

抹茶モナカ

339
分人主義の入門書。著者が創作活動の中で行きついた考え方。処世術として魅力的で、可能性も感じる。ただ、新型うつ病を分人レベルで病んでいる、という説明は、納得行かないところ。ちょっと乱用すると危険な感じもした。2015/01/12

けんとまん1007

222
人間にはいろんな面がある。と、言うことに異論を挟む人は少ないと思っている。もちろん、その密度は違うだろう。時、場面、相手、いろんな要素がある。成長という観点もある。そういうところを「分人」という視点で明確にすることで、随分、解りやすくなったと思う。そうすると、もののとらえ方も変わるし、生き方にも変化がでるチャンスが増えると思う。何より、今のこの時代、生きやすくなるのではないだろうかと思う。これくらいの視点の変化を、今の政治家・官僚・経済界の人に求めるのは酷なんだろうな。2013/10/06

KAZOO

181
むかし、といっても20年前くらいですが、経済学の岩井克人先生が人と人との間に関心があって書かれていた評論を読んで、その後心理学の木村敏先生の著書を何冊か読みました。それに関連した内容でこの本はその心理学的な分析を今の人にもわかる言葉で語ってくれています。非常にわかりやすさがあります。最後に補記ということで「個人の歴史」という小論が参考になりました。2016/09/11

chinayo

180
頭の良い人が書いた新書らしい本。人間関係に悩む人、と帯に書いてあるのを見ると、ここ最近の傾向で、いつも誰かと繋がっていなければならないという観念に囚われている人達にあてた色んな顔を持っていいんだよ、というメッセージのような気がする。2017/07/27

ケイ

174
ドストエフスキーについてのシンポジウムを聴講して彼が話すのを聴いた時に『分人』についての語りの明瞭さに感心し、読みたいと思った。今回の読書でも、極めてわかりやすく書かれているために、理解に苦労せず、頷きながら読んだのだが、ではそれを説明してみろと言われるとうまく言えない。平野啓一郎氏は非常に知的で、それを語るすべを持った秀才だと思う。彼は小説よりむしろこういった分野で輝くのではないか。『私たちは最初、手探りで社会的な分人のまま挨拶を交わし、クリエイター同士というグループ向けの分人まで進んだところで(続く)2018/05/04

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