講談社現代新書<br> “中東”の考え方

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講談社現代新書
“中東”の考え方

  • 酒井 啓子【著】
  • 価格 ¥946(本体¥860)
  • 講談社(2010/05発売)
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  • サイズ 新書判/ページ数 256p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062880534
  • NDC分類 302.26
  • Cコード C0222

出版社内容情報

ニュースでも理解しにくい中東情勢にかかわる問題を国際政治と現代史の視点から読み解く。パレスチナ問題、イランのゆくえ、イスラーム主義、インターネットなどメディアの影響……。「中東」と呼ばれる地域のニュースは、背景が複雑で理解しにくいと言われます。著者も、大学での授業や、一般向けの講演などを通して、その困難さを感じてきました。なんとか「手がかり」となる本ができないか……。本書は、これらのさまざまな問題を、国際政治と現代史の枠組みのなかで理解することを狙いとした新書です。

【著者紹介】
酒井啓子(さかい・けいこ)
1959年生まれ。東京大学教養学部教養学科(国際関係論)卒業後、アジア経済研究所に勤務。24年間の同研究所在任中に、英国ダーラム大学(中東イスラーム研究センター)で修士号取得。1986?89年、在イラク日本大使館に専門調査員として出向。2005年より、東京外国語大学大学院総合国際学研究院教授。専攻はイラク政治史、現代中東政治。おもな著書に『イラクとアメリカ』(岩波新書、アジア・太平洋賞大賞受賞)、『イラク 戦争と占領』『イラクは食べる』(ともに岩波新書)、「フセイン・イラク政権の支配構造」(岩波書店)など。


【目次】
第1章 石油の海に浮かぶ国々
大英帝国の遺産「湾岸首長国」/サウディアラビアの登場/石油の国々

第2章 パレスチナ問題とは何か
中東の人々のアイデンティティーを考える/パレスチナ問題をふりかえる/アメリカはパレスチナ問題にどのように関わってきたか

第3章 冷戦という時代があった
アメリカとソ連の時代/北辺防衛のための国々―トルコ、イラン/アフガニスタン侵攻/メリカの一極集中時代へ

第4章 イランとイスラーム主義―イスラームを掲げる人々
イランで実現した「イスラーム共和制」/「革命」政権の変質/「民主化が進むとイスラーム主義が強まる」のはなぜか?

第5章 メディアとアイデンティティー
アラビア語衛星放送「アルジャジーラ」の影響力/ネット空間/イスラーム銀行とスカーフ

【目次】
第1章 石油の海に浮かぶ国々
大英帝国の遺産「湾岸首長国」/サウディアラビアの登場/石油の国々
第2章 パレスチナ問題とは何か
中東の人々のアイデンティティーを考える/パレスチナ問題をふりかえる/アメリカはパレスチナ問題にどのように関わってきたか
第3章 冷戦という時代があった
アメリカとソ連の時代/北辺防衛のための国々―トルコ、イラン/アフガニスタン侵攻/メリカの一極集中時代へ
第4章 イランとイスラーム主義―イスラームを掲げる人々
イランで実現した「イスラーム共和制」/「革命」政権の変質/「民主化が進むとイスラーム主義が強まる」のはなぜか?
第5章 メディアとアイデンティティー
アラビア語衛星放送「アルジャジーラ」の影響力/ネット空間/イスラーム銀行とスカーフ


酒井 啓子[サカイ ケイコ]
著・文・その他

内容説明

国際政治を理解するための新しい入門書。

目次

第1章 石油の海に浮かぶ国々(大英帝国の遺産「湾岸首長国」;サウディアラビアの登場;石油の国々)
第2章 パレスチナ問題とは何か(中東の人々のアイデンティティーを考える;パレスチナ問題をふりかえる;アメリカはパレスチナ問題にどのように関わってきたか)
第3章 冷戦という時代があった(アメリカとソ連の時代;北辺防衛のための国々―トルコ、イラン;アフガニスタン侵攻;アメリカの一極集中時代へ)
第4章 イランとイスラーム主義―イスラームを掲げる人々(イランで実現した「イスラーム共和制」;「革命」政権の変質;「民主化が進むとイスラーム主義が強まる」のはなぜか?;「弾圧されて過激化する」)
終章 メディアとアイデンティティー

著者等紹介

酒井啓子[サカイケイコ]
1959年生まれ。東京大学教養学部教養学科(国際関係論)卒業後、アジア経済研究所に勤務。二四年間の同研究所在任中に、英国ダーラム大学(中東イスラーム研究センター)で修士号取得。1986‐89年、在イラク日本大使館に専門調査員として出向。2005年より、東京外国語大学大学院総合国際学研究院教授。専攻はイラク政治史、現代中東政治(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Aster

67
中東入門に最適。そして何度でも読める。冷戦の章は色々な国が時系列バラバラで出てくるので少し読みにくかったが、流れとしては理路整然としていてよかった。中東関連の本を読めば読むほど頭の中は複雑になっていくが、それぞれの原因(対立の原因)は難しくなかったりする。“今まで持っていたような”中東への偏見は無くなったに等しい。読書をすることで「知らなかった」が「知っている」に変わる、その素晴らしさを本書を通して学ぶことが出来た。2020/03/06

MILKy

13
2010と少し前のものを今の情勢を理解したく手に取る。昔のことが書いてある本は古くとも学びになる。ただ、焦点の当たる国や地域が今や別方向を向いている、みたいなことがあっても気づかなかったりしそうではあるけど😅‪‪先日読んだパレスチナ紛争史より分かりよい気がした。敵と見えたアメリカとの関わり合いは中東を語るうえで外せない。。序章の世界史話はやはり眠くなる😴2章がパレスチナ。70年代(オイルショック頃?)の日本の慌てたアラブ外交ならぬアブラ外交😅‪‪また必ずしもアラブ人=イスラム教徒というわけではない。2023/11/06

新田新一

12
現在のパレスチナの悲惨な状態を知って、参考になるのではと思い読んでみました。結論から言えば、中東の複雑な歴史がスムーズに理解できる良書です。アラブ諸国とイスラエルが何故うまくいかないかよく分かりました。イスラエルができる前に、この地域の多くのユダヤ人は、ユダヤ教の信者として認められ、各地で普通に暮らしていました。それなのに強引にイスラエルが作られて、そこで暮らしていた人たちは自分の故郷を追われることになります。これではアラブの人達と衝突が起こるのは無理もありません。この事実を知ることができて良かったです。2023/10/14

くろほ

12
講義の参考文献だったので。この本を読んでいる最中にビンラディン殺害のニュースを知って驚いた。まさに日々刻々と変化する中東情勢を理解しようとしたとき、歴史や文化的背景を知らないとどうしようもない。そういうものをとてもわかりやすく書いてくれてました。と言いつつ、一度読んだだけではまだ全然理解しきれてないですが。2011/05/09

Arisaku_0225

11
購入してからだいぶ経ってたが,読み時は今しかない!とついに読み始めたら,案外面白くてするすると読み終えてしまった.「中東」と聞くと,イスラム教以外には砂漠と火薬のスメルがする印象しかなかったし,なぜ欧米諸国やイスラエルに敵愾心をもつのかも単純に帝国主義の残り火のようなものとだけしか理解できていなかったが,湾岸戦争での多国籍軍の残酷さ,欧米による内政干渉という政治的な要因や,文化浸食ともいうべき欧米化へのアンチテーゼという向きもまたある→2024/04/26

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