講談社現代新書<br> 女装と日本人

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講談社現代新書
女装と日本人

  • 三橋 順子【著】
  • 価格 ¥1,320(本体¥1,200)
  • 講談社(2008/09発売)
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  • サイズ 新書判/ページ数 376p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062879606
  • NDC分類 384.7
  • Cコード C0239

出版社内容情報

ヤマトタケルの時代から、著者自らが身を置いた新宿の夜の話まで、女装を軸に日本文化史を読みなおす。ヤマトタケルの神話、中世の女装稚児、歌舞伎の女形、江戸の陰間、現代のニューハーフ……。 なぜ私たちは性別を越えたものに心ときめくのか? “女装”を軸に日本文化史を読み直す。(講談社現代新書)

序章 日本人は女装好き?
第1章 古代?中世社会の女装
第2章 近世社会と女装
第3章 近代社会と女装
第4章 戦後社会と女装
第5章 現代日本の女装世界
第6章 日本社会の性別認識
終章 文化としての女装


三橋 順子[ミツハシ ジュンコ]
著・文・その他

内容説明

ヤマトタケルの神話、僧侶と女装の稚児の恋、歌舞伎の女形、江戸の陰間茶屋、夜の新宿ネオン街…“女装”を抜きに日本文化は語れない。

目次

序章 日本人は女装好き?
第1章 古代~中世社会の女装
第2章 近世社会と女装
第3章 近代社会と女装
第4章 戦後社会と女装
第5章 現代日本の女装世界―新宿の女装コミュニティ
第6章 日本社会の性別認識
終章 文化としての女装

著者等紹介

三橋順子[ミツハシジュンコ]
埼玉県生まれ。性社会史研究者。国際日本文化研究センター共同研究員、早稲田大学ジェンダー研究所客員研究員、多摩大学非常勤講師。専門は日本におけるジェンダー&セクシュアリティの歴史、とりわけ、トランスジェンダー(性別越境)の社会・文化史。2005年度には、お茶の水女子大学で、日本初の「トランスジェンダー論」の専論講座を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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GAKU

45
江戸時代の陰間茶屋の件が特に興味深かった。古代から江戸時代まで、日本という国のセクシャリティや性に対しての寛容さに驚いた。 2019/06/21

はるわか

24
男性が女装することにより一種の人間を超越した存在となり得異なパワーを身につけるという古代以来の双性原理。女装の建国英雄ヤマトタケル。双性の巫人、弥生以来の南西諸島の女装シャーマン。ぢしゃ(持人)、中世の女装巫人。女装の稚児、中世寺院は極めてセクシャルな世界。中世芸能と異性装。近世歌舞伎の成立、異性装へのあこがれ、女性客の熱い視線!文明開化と異性装の抑圧。戦後女装男娼の世界。ゲイバー世界の成立。女装コミュニティ。欧米社会の苛烈な抑圧(だから法的保護なしで生存権が守れない)、もともと第三の性に寛容な日本社会。2017/06/25

4fdo4

15
日本の異性装者(女装)を古代から現代まで論文調で纏めてある。 明治維新までの日本では女装も男色もごく普通のことであり、開国しキリスト教の考え方が入ってきて一転してこれらは排除対象、時代によっては逮捕となった。 昨今、どこかの国会議員が「国賓のパートナーが同性だった場合、自分は晩餐会への出席には反対。日本国の伝統に合わない」といった事を言ったそうだ。まったくもって色んな面から残念で仕方がない。2017/12/03

藤月はな(灯れ松明の火)

11
日本での女装文化の奥深さや古来の日本文化内でのマイノリティに対する寛容さについて教わりました。以前、読んだ風俗関係の新書や「禁色」に関係があるお店が紹介されていてびっくりしました。特に文化や宗教観によって培われてきた日本人の女装に対する意識が外国のジェンダーの固定という思想の導入によって矮小化されたという事実に当時の方々の気持ちを考えると本当に遣る瀬無いです。2010/05/10

ヤマセミ

10
真面目な文化論なのだが、とても読みやすく興味深かった。性の違和感を持つ人は治療しなければならないというのは、「医学の皮を被った性規範の強制」というのはなるほどと思った。『オスは生きてるムダなのか』角川選書、と合わせ読むと生物学的にも納得できると思う。2016/11/08

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