講談社・文学の扉<br> わたしの空と五・七・五

個数:
電子版価格
¥632
  • 電書あり

講談社・文学の扉
わたしの空と五・七・五

  • 提携先に在庫がございます【僅少】
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    (※複数冊ご注文はお取り寄せとなります)
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫状況は刻々と変化しており、ご注文手続き中やご注文後に在庫切れとなることがございます。
    ◆出荷予定日は確定ではなく、表示よりも出荷が遅れる場合が一部にございます。
    ◆複数冊をご注文の場合には全冊がお取り寄せとなります。お取り寄せの場合の納期や入手可否についてはこちらをご参照ください。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 186p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062832502
  • NDC分類 K913
  • Cコード C8093

出版社内容情報

自分に自信のない中1の女の子が、ふとした成り行きで入った文芸部で「俳句」に出会い……。第19回ちゅうでん児童文学賞大賞受賞作 「第19回ちゅうでん児童文学賞」大賞受賞作品です。(選考委員:斉藤洋、富安陽子、鷲田清一の各氏)

 中学校に入ったばかりの空良(そら)は、どの部活にも入る決心がつかない。
 そんなとき、下駄箱に入っていたあやしげなチラシが気になり、文芸部の部室をのぞきに行った流れで、入部することに。
 見よう見まねで俳句を作るようになった空良が、吟行(ぎんこう)のために学校の敷地内を歩いていると、同じクラスの颯太(そうた)が、部活の先輩とトラブルになっているのを見てしまい……。

 「俳句」を題材にしながら、友達関係や、ほのかな恋の予感を描く青春小説です。小学校高学年から、楽しく読める作品です。

1 はじまりの朝
2 うじ虫をにぎって離すな
3 すこしずつ、すこしずつ
4 春の闇
5 糸
6 新入生歓迎句会
7 一句献上


森埜 こみち[モリノ コミチ]
著・文・その他

山田 和明[ヤマダ カズアキ]
著・文・その他

内容説明

なぜか「文芸部」に入ってしまった空良の、春風のようにさわやかな物語。第19回ちゅうでん児童文学賞大賞受賞。

著者等紹介

森埜こみち[モリノコミチ]
東京学芸大学教育学部特殊教育学科卒。『わたしの空と五・七・五』で第19回ちゅうでん児童文学賞を受賞してデビュー。日本児童文学者協会、日本児童文芸家協会会員

山田和明[ヤマダカズアキ]
1961年京都市生まれ。絵本作家・イラストレーター。絵本作品『あかいふうせん』(出版ワークス)の原作である『My Red Balloon』(minedition)は、ドイツでルークス賞、トロイスドルフ絵本賞を受賞、イタリアでボローニャ国際絵本原画展入選、7か国以上で出版された。日本児童文芸家協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

はる

65
中学に入ったばかりの空良(そら)は無意識のうちに他人と壁を作ってしまい、教室でも浮いた存在。そんなある日、何気なく入った文芸部で俳句と出逢います…。大仰な演出は無く静かな展開に好感が持てます。その分、登場人物の細かな感情の描写に重きを置いた印象です。空良は俳句の初心者なので私も読みながら一緒に基本的な部分から学べました。思春期の微妙な人間関係を描きながらラストは爽やか。文芸部の先輩も魅力的なので続編もありそうです。2018/04/30

☆よいこ

55
中学に入学した空良(そら)はどの部活に入るか迷っていた。臆病な空良は“できることとできないことがある”とあきらめ気味で、人の顔色ばかりうかがっていた。空良は下駄箱に入れられたチラシを見て文芸部に興味を持つ。「しゃべりは苦手でも ペンをもったら 本音をぶちまけられる者よ!文芸部に入るべし」文芸部では新入生歓迎の句会を開くことになった。▽全くの初心者に俳句を詠めってぶちゃぶりだけど、丁寧に俳句の作り方を説明しているのはいい。▽「神様は、それぞれに1本の杖をくださっている。困ったときには、これを使いなさいと」2019/02/26

ムーミン

29
国語の教材として十分に使える❗内容も温かくて素敵です。2019/01/05

どら母 学校図書館を考える

26
ヒリヒリするような主人公の気持ちが、自分の高校時代と被る。 心を文字にして表現して昇華する。書くって大事だね。 最近、インプットばっかりだわ。 この本はセット物で、6年の先生が注文した1冊で、小学生には難しいかとも思ったけど、出会うべき子に読んでほしい。でも週1の勤務日は1年2年で時間割がいっぱいだから、無理。2021/01/22

だいだい(橙)

26
なかなかクラスになじめず、友達ができない中学生の空良。芭蕉の弟子みたいな名前のこの女の子が、ためらいつつ参加した部活は文芸部。そこで個性的な先輩二人と、おとなしいが芯のしっかりした同学年の小林さんと出会い、俳句を知るようになる。全体的にほんわかとした空気が漂いつつも、サッカー部の楓太を通じて学校の闇みたいなものも上手く混ぜられているし、物語としても面白い。ハッピーエンドだから子供向きではあるけど、大人が読んでも癒される。昭和風の言葉遣いも、時代を限定させないストーリーだからありかな、と思った。2018/03/20

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/12571913
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。