内容説明
妻の８割は、「夫がストレス」症候群？！なぜ、二人の心は大きくすれ違い、夫と一緒にいるだけでイライラしてしまうのか？通じあえない夫婦の心理を徹底解明。
目次
第１章 爆発寸前 夫の顔も見たくない（実例集１・私ばかりが忙しすぎる！；危機レベル―夫といるときは常に不快で息苦しい ほか）
第２章 なぜ？イライラ・不満・脱力感（実例集２・私がしてきたのは無駄なこと！？；心を占めるもの―夫よりも自分が大切 ほか）
第３章 会話のズレ 夫といるほど寂しい妻（実例集３・夫には妻より大事なものばかり；合意の有無―結婚前に相談していない多くのこと ほか）
第４章 いまさら気づいた！？―性格の不一致（実例集４・Ｘデーを思い描くのが目下の楽しみ；離婚―離婚を真剣に考えるとき ほか）
第５章 無理をしない―少し見方を変えて穏やかに暮らす（見方を変える―すべてのことが良くも悪くも受け取れる；客観的に見る―夫もがまんしていることを知る ほか）
著者等紹介
柏木惠子［カシワギケイコ］
東京女子大学名誉教授。文京学院大学・大学院客員教授。１９６０年東京大学大学院博士課程単位取得満期退学。１９８７年教育学博士（東京大学）。専門は発達心理学、家族心理学。日本心理学会理事、日本発達心理学会理事ほか多数の学会に所属（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
morinokazedayori
46
★★★★結婚すると夫の満足度は高まるが、妻の満足度は下がる一方だという。女性の社会進出が進む今、夫が理解も協力もしないままだと、離婚率が高まっていくのが頷ける。本書を夫婦それぞれが読み、気付きを得られればよいが。2017/03/29
なかしー
41
私の中では夫婦と言う関係性は異性関係×長期的×共同生活等々人間関係の中でもかなり複雑な関係と思っています。 そこで発生する障害やトラブルにはどんな物があるのか読んでみました。 読んでいてページを捲る度、重りがずしんずしんと乗るように感じた…2019/04/07
阿呆った（旧・ことうら）
29
★夫が妻に求める献身的で尽くす生き方→妻の自尊心低くなる→心の闇パターン★こういうの、タイトルにつられて、ついつい読んじゃう。結婚14年目付近が、妻のテンションがダダ下がりで危ないですよー。旦那さん、仕事大変だと思うけれど、少し家事とか手伝ったほうがいいみたいですよー。★でも、旦那さんもかわいそうなんですけど…★どちらも期待しすぎて失望するパターン。相手は自分と同じだと思わずに、いい意味で期待しないほうが良さそう。2015/10/31
とよぽん
22
タイトルがすごい。図書館の書架に同類の本は何冊もあるが、このタイトルはなかなか鋭利だ。人生50年時代なら結婚生活は30年ぐらいだろう。しかし、人生100年時代である。結婚生活は60年を超え70年とか、気が遠くなる。どんな生き方がいいのか、再考すべき時代だ。ちなみにこの本は2007年初版。2019/07/19
kanki
18
将来への不安。子離れ。アイデンティティの揺らぎ。なるほど。2024/03/04
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