講談社文庫<br> 波乱―百万石の留守居役〈1〉

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講談社文庫
波乱―百万石の留守居役〈1〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 352p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062777032
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

四代将軍家綱の後継になんと加賀藩主前田綱紀を担ぎ出そうとする動きが。外様取り潰しの策略か。藩論二分する中で瀬能数馬は江戸へ。上田秀人の大型新シリーズ、2ヵ月連続刊行でスタート! 外様第一の加賀藩。筆頭家老の本多政長は大名をしのぐ五万石を誇る。幕府の実権は、病弱な四代将軍家綱に代わり、大老酒井忠勝らが握っていた。権勢維持と御家騒動誘発を狙い、酒井はなんと外様の加賀藩主綱紀に次期将軍の白羽の矢を当てる。藩論は真っ二つ。混乱の中、江戸藩邸に向かうことになった藩士瀬能数馬は、本多政長に見込まれ、五万石の姫君琴姫を娶ることに。

第一章 天下の行方
第二章 執政の枷
第三章 隠密の姫
第四章 藩の顔
第五章 戦場へ
 あとがき


上田 秀人[ウエダ ヒデト]
著・文・その他

内容説明

加賀百万石。江戸城の実権を握る大老酒井忠清は、なんと外様大名の加賀藩主前田綱紀を、次期将軍に擁立しようとする。外様潰しの策略か、親藩入りの好機か。藩論は真っ二つ。襲撃された重臣前田直作を助けた若き藩士瀬能数馬の運命も、大きく動き出そうとしていた。大型新シリーズ、開幕!文庫書下ろし。

著者等紹介

上田秀人[ウエダヒデト]
1959年大阪府生まれ。大阪歯科大学卒。’97年小説CLUB新人賞佳作。講談社文庫の「奥右筆秘帳」シリーズ(全十二巻)が、「この文庫書き下ろし時代小説がすごい!」(宝島社)の第一位に。歴史小説にも取り組み、『孤闘―立花宗茂』(中公文庫)で第16回中山義秀文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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とし

133
百万石の留守居役「波乱」1巻。幕府と加賀藩、老中、家老それぞれの陰謀、思惑が入り乱れる中、無益の千石取りの平士瀬野数馬が人持ち組頭前田直作の護衛で江戸へ・・・面白く読めて一気読み2、3巻と続くので楽しめそう。2016/03/22

海猫

42
新シリーズ開幕。この巻はほとんどセットアップで終わってしまったが構想の練りようは濃密なようで今後にかなり期待して良いのではなかろうか。奥祐筆シリーズとは明らかに趣向は変えてきているがテーマは相通ずるものがある。すぐに二巻も出るようなのでストーリーや人物の躍動に期待しよう。2013/12/07

baba

35
数馬は、加賀藩重臣前田直作が襲われた所を助けた事から、藩主の命で江戸への出府の護衛に加わる。4代将軍家綱と次期将軍をめぐる老中と加賀藩の攻防と藩士のそれぞれの思惑が蠢く。若い数馬が重臣に見いだされていく様は奥祐筆シリーズに似ている。欲にからみ自己に都合の良い思惑で動く藩士が浅ましいが、これらがいないと物語は進まない。テンポよく読了。2021/04/24

むつこ

25
加賀の旗本として生活している主人公がひょんなことから留守居役になるシリーズ。気楽に読めると思ったら家系図つくらなきゃややこしい御家の存続と継承、政の表と裏・・・若い数馬がドロドロの世界に奮闘、琴姫の存在がキラキラと華やかでいい。2019/03/13

さく

22
瀬能数馬、加賀藩のシリーズを読み始めた。一気に引き込まれて、数馬像が頭の中にできつつある。若くて、徳川家から縁あって前田家に移り、三代目。前田家の騒動に巻き込まれる中、数馬はどう難局をくぐり抜け、成長するのだろう。林や琴らもいい脇固めで。じっくり読みすすめよう。2021/05/08

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