ブルーバックス
金属材料の最前線―近未来を拓くキー・テクノロジー

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  • サイズ 新書判/ページ数 365p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062576437
  • NDC分類 501.41
  • Cコード C0250

出版社内容情報

“金属材料を知ることは、近未来を知ることだ” 材料研究の世界的研究所の一つの東北大学金属材料研究所による金属材料の最前線。日進月歩の機能材料金属から、より性能を増した構造材金属までを解説する。

第1部 材料学の基礎
 第1章 ようこそ材料学の世界へ
 第2章 物質の構造
第2部 社会基盤を作る材料
 第3章 鉄鋼材料
 第4章 非鉄金属
 第5章 セラミックス
 第6章 バルク金属ガラス
第3部 エネルギー、環境、情報分野の基盤を作る材料
 第7章 高効率の太陽電池を目指して
 第8章 燃料電池と水素貯蔵材料 
 第9章 環境材料としての光触媒
 第10章 磁性材料とエレクトロニクス
 第11章 新しい電気伝導材料――有機物質


東北大学金属材料研究所[トウホクダイガクキンゾクザイリョウケンキュウジョ]
著・文・その他/編集

内容説明

ハイブリットカー、コンピューター、携帯電話、明石大橋…新しい「材料」の誕生で、社会が一変し、人々のライフスタイルまでもが変わってしまう現代。材料学の最前線を知ることは、未来の社会を知ることだ。本書は、世界有数の材料学の研究所が、材料学の初歩と、近未来を拓く材料の最前線を紹介する。

目次

第1部 材料学の基礎(ようこそ材料学の世界へ;物質の構造)
第2部 社会基盤を作る材料(鉄鋼材料;非鉄金属;セラミックス ほか)
第3部 エネルギー、環境、情報分野の基盤を作る材料(高効率の太陽電池を目指して;燃料電池と水素貯蔵材料;環境材料としての光触媒 ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

calaf

11
タイトルには金属材料とありますが、金属を中心としながらその周辺を含めた材料研究の最新研究結果の紹介になっています。個人的には、金属ガラスや有機材料の部分の理解が進んで役立ちました。いろいろな材料に関して解説されていますが、どの材料も、社会からの要請が非常に強いという印象。2013/01/08

7
東北大の看板である金属材料分野の教授らが自身の研究内容を踏まえつつ、金属材料について基礎から解説。基礎と言っても高校化学の範囲を大きく越えているので高校生向けではないし、説明もかなり淡白なのでもっと他に分かりやすい教科書があるはずです。材料を勉強するためというよりは東北大が何を研究しているのかを知りたい人におすすめです。2018/07/01

本命@ふまにたす

4
金属材料について、物理学や化学などの基礎科学的なレベルから、先端的な応用分野のトピックまで解説。内容盛りだくさんで読み応えがある。2022/09/28

ぷくらむくら

2
全体の俯瞰ができるという意味では良書。難しいといえば難しいけれども。2009/08/11

arbores

1
むずかしいけど、面白かった。ある程度知ってる人が更に学ぶ為に読むのが良さそう。2011/01/06

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