出版社内容情報
被爆者であり被差別部落出身者でもある著者が語る半生。ETV特集『原爆と沈黙?長崎浦上の受難?』の内容を、子ども向けに書籍化。中村由一さんは長崎市内の被差別部落の出身です。被爆者であり被差別部落出身者でもあることで、つらい少年時代を過ごしました。「ゲンバク」と呼ばれた少年が大人になり、.その体験を伝えることで差別のない世の中が実現することを願って、この本を書く決意をしました。目次より――ピカドン/消えたふるさと/「ハゲ」「カッパ」「ゲンバク」とよばれて/「被差別部落」を知っていますか/春いつの日
まえがき ピカドン
第1章 消えたふるさと
第2章 「ハゲ」「カッパ」「ゲンバク」とよばれて
第3章 「被差別部落」を知っていますか
第4章 春いつの日
中村 由一[ナカムラ ヨシカズ]
著・文・その他
渡辺 考[ワタナベ コウ]
著・文・その他
宮尾 和孝[ミヤオ カズタカ]
著・文・その他
内容説明
差別やいじめはなくなると思いますか?著者の中村さんは、そう問いかけます。NHK・ETV特集「原爆と沈黙~長崎浦上の受難~」(2017年8月放送)の内容を子ども向けに書籍化しました。小学中級から。
目次
まえがき ピカドン
第1章 消えたふるさと
第2章 「ハゲ」「カッパ」「ゲンバク」とよばれて
第3章 「被差別部落」を知っていますか
第4章 春いつの日
著者等紹介
中村由一[ナカムラヨシカズ]
1942年10月、長崎県生まれ。1945年8月9日、2歳10か月のときに自宅で原子爆弾に被爆して大けがを負い、記憶を失う。長崎市内の小学校に入学するが、そこでさまざまないじめを経験する。中学卒業後、希望の会社に入れず、船の修理工場、靴職人の見習いなどを経て、長崎市内の郵便局に就職。1999年に57歳で退職するまで、不自由な足で郵便配達を続けた。40歳を過ぎたころから部落解放運動に取り組み、自身の被爆体験や被差別体験を語り続けている
渡辺考[ワタナベコウ]
テレビディレクター。1966年、東京都生まれ。1990年、NHK入局、現在は福岡放送局ディレクター
宮尾和孝[ミヤオカズタカ]
イラストレーター。1978年、東京都生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
NAO
☆よいこ
あじ
マツユキ
どら母 学校図書館を考える