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疑薬

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  • サイズ B6変判/ページ数 370p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784062205788
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

11年前、母が視力を失った原因は――。江戸川乱歩賞作家が挑む社会派医療ミステリー!東大阪にある居酒屋「二歩」。生稲怜花は、母の怜子、育ての父である誠一と穏やかに暮らしていた。
しかし、怜花には忘れられない過去がある――。
11年前、生死の境を彷徨った母は、入院先の三品病院で新型抗インフルエンザ薬を処方され、なんとか一命を取り留めるも、その後容体が急変、失明してしまったのだ。
ある日、「怜子の失明の原因を調べている」という「なにわ新報社」の記者・矢島から新聞の切り抜きを手渡された怜花。そこには、三品病院系列の老人ホーム「なごみ苑」でインフルエンザ患者二名が死亡したとの報道が。
母の失明の原因は、医療ミスなのか――。

閉ざした過去と対峙したとき、製薬会社を巻き込む驚愕のスキャンダルが明かされる!

鏑木 蓮[カブラギ レン]
著・文・その他

内容説明

「母親の失明の原因を知りたくないか」ある日、雑誌記者の矢島から不穏な誘いを受けた生稲怜花。東大阪で居酒屋「二歩」を営む育ての父・誠一、母の怜子と3人で明るく暮らしていた彼女に戦慄が走る。10年前、高熱で生死の境をさまよった母は、入院先の病院で新薬を処方され、なんとか一命を取り留めたものの、視力を失ってしまったのだ。―お母ちゃんの目が見えへんようになったんは、新薬のせい?原因は副作用なのか、医療ミスなのか。閉ざした過去と向き合い、真相を追う怜花だったが…。

著者等紹介

鏑木蓮[カブラギレン]
1961年、京都市生まれ。2006年、『東京ダモイ』で第52回江戸川乱歩賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。