ほぼ命がけサメ図鑑

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ほぼ命がけサメ図鑑

  • 沼口 麻子【著】
  • 価格 ¥1,980(本体¥1,800)
  • 講談社(2018/05発売)
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  • サイズ B6判/ページ数 381p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784062205184
  • NDC分類 487.54
  • Cコード C0040

出版社内容情報

「人食いザメは存在しません!」――世界で唯一人の「シャークジャーナリスト」が命がけで世界中のサメを体当たりレポート!わたしは「シャークジャーナリスト」という肩書きで、テレビ番組でサメの解説をしたり、専門学校でサメの講義をするなど、サメだけに特化した情報発信を生業にしています。仕事柄、わたしはサメに関するいろいろな質問をよく頂ききます。そのほとんどがこういった内容です。
Q サメに襲われない方法を教えてください。
Q 日本にも人食いザメはいるのでしょうか。
わたしはきっぱりこう答えます。
「人食いザメは存在しません」
人類よりも先、この地球に4億年前からすみつづけるサメは世界中に500種類以上存在し、百人いえ、百鮫百様なのです。全長17メートル(これまで確認された者最大サイズ)の「最大の魚類」ジンベエザメから、手のひらサイズのツラナガコビトザメまで、分布や生息域、繁殖方法も多様性に富み、その生態についてはまだまだわかっていないことが多い生物です。サメと聞いてUSJにある「ジョーズ」のモデルになったホホジロザメだけが思い浮かんだなら、哺乳類の説明をするときにライオンだけをみて、哺乳類を語ったり(実際にはネズミもカモノハシもヒトも哺乳類です)、フェラーリだけをみて車すべてを理解したように思うのと同じことです。
2017年7月20日、「久慈浜海水浴場にサメ30匹 遊泳禁止」というニュースが世間を騒がせました。こんなニュースを目にするたび、わたしは強い憤りを感じます。このときも水族館職員が調べたところ、出現したサメは、「ドチザメ」という種で、水族館のタッチプール水槽で飼われて子どもたちがよく触れているサメのひとつでした。「人食いザメは存在しません」――詳しくは本書を読んでいただくとして、怖いとしか認識されていない、サメの本当の姿を世の中に伝えるべく日々奮闘中のシャークジャーナリストが、地球上の海を旅して見たり食べたりの体当たり図鑑、ぜひご覧ください。

沼口 麻子[ヌマグチ アサコ]
著・文・その他

内容説明

巨大ザメも深海ザメも存在します。でも、人食いザメは、存在しません。世界でたったひとりの体験的シャークジャーナリストの本!

目次

第1章 サメのよろず相談室(「人食いザメ」ってどこにいるんですか?;『ジョーズ』ってホホジロザメが人を食べまくる映画でしたよね?;キャビアってサメの卵ですよね? ほか)
第2章 わたしの体当たりサメ図鑑(カグラザメ―別名アベカワタロウ神々しいアルカイックスマイル;サガミザメ―リンゴの香りがする深海ザメの出産に立ち会う;ミツクリザメ―まるでマジックハンドのように顎が飛び出す「悪魔のサメ」 ほか)
第3章 わたしの世界サメ巡礼(1杯4万5000円のフカヒレラーメン!―横浜中華街;フカヒレだけじゃない美味しいサメ肉選手権―青森・栃木・ドバイ;ゆく年くる年を、サメ料理とともに過ごす―新潟県上越市 ほか)

著者等紹介

沼口麻子[ヌマグチアサコ]
1980年生まれ。東海大学海洋学部を卒業後、同大学院海洋学研究科水産学専攻修士課程修了。在学中は小笠原諸島周辺海域におけるサメ相調査とその寄生虫(Cestoda条虫綱)の出現調査を行う。世界で唯一の「シャークジャーナリスト」として、世界中のサメを取材し、サメという生き物の魅力をメディアなどで発信している。「サメ談話会」を主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

岡部敬史/おかべたかし

131
前評判通りの面白さ。著者である研究者の「サメおもしろーい!」愛に満ちていて、読んでるこちらまで笑顔になる。サメがもつ「怖い」という印象が一面で、実に多種多様な生き物だと知るのも楽しい。各研究分野は、若い研究者にこういう本をどんどん書いてもらうのがいいと思います。大洗にサメがたくさんある水族館があるらしいので今度行こうっと2021/08/06

seacalf

117
朝ドラ『モネ』のサメ好き菅沼先生の影響で手に取る。評判通りの面白さ。非常に読みやすいのでサメ好きならずとも楽しく頁をめくれる。まずは『ジョーズ』の偏見を取り除くところから始まり、キャビアで有名なチョウザメもコバンザメもサメじゃないことや、ネコザメの卵はドリル状、人魚の財布と言われる卵を産むナヌカザメ、魚のように卵を産んだり哺乳類のようにお腹で育てたり、サメの肝油は零戦の潤滑油として使われていた等々沢山のトリビアが満載。サメ知識が補充出来て嬉しくなる。サメカレーが食べられる本駒込のコザブロには是非行きたい。2021/09/18

トムトム

95
自分の好きなものを分かってもらいたくて一生懸命書いてある本、面白い!データも興味深いけれど、体験談は体験した人にしか書けない。見た事、聞いた事、自分の五感で感じたこともいっぱい書いてあります。フィールド観察した人しか知らないことを、自分も体験したような気分になりました。2020/08/01

ゆいまある

91
ダイビングの話をすると、ノンダイバーからサメは怖くないのかと聞かれることがある。ダイバーが会うサメは大体ネムリブカ。全然怖くない。パラオでエントリーした瞬間グレイリーフシャーク6匹いた時はちょっと怖かった。日本の海水魚図鑑(いっぱい持ってる)にサメはほとんど出てこない。ダイバーはサメの名は英名で呼ぶので、和名しか載ってないと調べようもない。その点この本は詳しかった。元彼とバハマまでサメ見に行ったがそんなに楽しくなかったな(それで別れた)。サメ愛に溢れる本のお陰で、サメ見るのが楽しみになってきた。満足した。2023/05/14

kk

81
何かが好きで仕方ない人が、そのことについて語る口調は熱い。サメに恋するなんて、かるく「なんで?」って感じだけど、ここまで好きとなると、読んでいて小気味よいです。 世に冷めない恋はないと言うけれど、実はここにあるのではないか、なんて思ったりもしてしまいました。2018/11/18

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