マルの背中

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マルの背中

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  • サイズ B6判/ページ数 170p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062200639
  • NDC分類 K913
  • Cコード C0093

出版社内容情報

野間児童文芸賞、産経児童出版文化賞大賞など受賞作家が、母子家庭の子どもの貧困と孤独に真摯に向き合う感動作。江國香織氏絶賛!!「子供のころに、言葉にできなかったたくさんの気持ちが、言葉になって、ここにある。」江國香織氏絶賛!

「なんというピュアな物語だろう。懐かしく哀しく、優しく温かい。眩しい成長のストーリーに激しく心を動かされた」三省堂書店 営業企画室 内田剛さん

「亜澄ちゃんの一生懸命さに泣きました」書泉ブックタワー 江連聡美さん

「母に”頑張れ”は酷かもしれないけれど、あえて言いたい。亜澄も毎日を精一杯頑張ってます。だからお母さんも負けないで!」長谷川書店 ネスパ茅ヶ崎店 永島幸世さん

「お母さん大好きと亜澄ちゃんが言えますように、ネコのマル頼んだよ!子どもも大人も読んで欲しい。私も読み直したい」増田書店 色部紀子さん

「厳しい現実を描いているにも拘わらず、爽やかな読後感」水嶋書房くずは駅モール店 和田章子さん

「口から出た願いはぐるっと自分へぶつかってくる。叶えるのは自分自身」MARUZENジュンク堂書店渋谷店 小林寛子さん

「大人が思うよりずっと不自由な状況でもがいているんですよね、子どもって」くまざわ書店取手店 柴田佳代子さん

「けっして優しいとは言い難い世界で生きる少女の素直な心に、私たちは胸を苦しくさせる」宮脇書店本店 藤村結香さん

「あの時こうしていたら、ということに立ち向かっていけるとき、前に進むことができるとマルは教えてくれます」ジュンク堂藤沢店 鈴木かがりさん

「マルはやっぱり“幸運を呼ぶ看板猫”だったんじゃないだろうか」ジュンク堂大宮高島屋店 中桐裕美さん

「子どもの世界って『広大で、無限だった』ことを思い出しました。」戸田書店 鍋倉仁さん

「私のゾゾはいつの間に居なくなったんだろう。」大垣書店ビブレ店 金本里美さん

「亜澄が一瞬一瞬を一生懸命生きている様子がとても切なく愛おしかった。」浅野書店 大宮和子さん

「何気ない存在が与えてくれる光と力。大人に読んで欲しいが、子ども時代にこの本に出会えることもまた幸せだ」大垣書店イオンモール京都店 辻香月さん

「駄菓子屋のおじさんの気持ちがマルを通して亜澄に伝わっていると感じました」丸善名古屋本店竹腰香里さん

岩瀬 成子[イワセ ジョウコ]
著・文・その他

酒井 駒子[サカイ コマコ]
著・文・その他

内容説明

父と弟の理央が暮らす家を出て母と二人で生活する亜澄は、駄菓子屋のおじさんから近所で評判の“幸運の猫”を預かることに。野間児童文芸賞、小学館文学賞、産経児童出版文化賞大賞受賞作家による感動作!

著者等紹介

岩瀬成子[イワセジョウコ]
1950年山口県生まれ。1978年『朝はだんだん見えてくる』で日本児童文学者協会新人賞を受賞。『「うそじゃないよ」と谷川くんはいった』で産経児童出版文化賞・小学館文学賞・IBBYオナーリスト賞、『ステゴザウルス』『迷い鳥とぶ』で路傍の石文学賞、2008年、『そのぬくもりはきえない』で日本児童文学者協会賞、2014年、『あたらしい子がきて』で野間児童文芸賞、2015年、『きみは知らないほうがいい』で産経児童出版文化賞大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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chimako

92
酒井駒子さんの装画。足を抱える女の子は幸せそうに見えない。大人の都合で離ればなれになった姉弟。亜澄は母親と、弟 理央は父親と暮らす。のしかかる生活苦。子どもは大人をよく見ている。生き延びる術を見つけ出そうとする。そんなときあずかった猫のマル。家の中の空気が少しだけ変わる。給食のない夏休みを手助けする試みが全国で広がっているが、手をあげられない親子もいるだろう。亜澄はちょっとだけ強くなった。弟 理央に会える日が来るといいね。 2018/08/01

はる

88
アパートに母親と二人で暮らす女の子のお話し。お母さんは投げやりで、娘への愛情が薄い。生活も苦しい。そんなある日、近所のネコを預かることになる…。こんなに幼いのに別れた弟を想い、幸せだった思い出を懐かしむ日々。少女があまりに不憫で、読んでいて切なくなる。お母さん、しっかりしてよ!ラストは少しだけ明るさが見えてホッとした。酒井駒子さんの表紙の絵が素晴らしい。2018/06/08

おたけஐ೨💕🥒🍅レビューはボチボチと…

84
84/100点 岩瀬さん、初読みの作家さんですが素晴らしい作品でした。親が離婚し母親と二人暮らす生活が、小学3年生の女の子の視点で描かれています。現実社会でのシングルマザーになった家庭の厳しさがリアルに描かれていて、読んでいて途中辛くなりました。この本を読んでいると、子供に親の選択権がないということと、育つ環境で子供に凄い不平等が発生するということが、改めて痛感させられました。先の見えない生活に、この母娘がどうなっていくのでしょうか?女の子の未来が少しでも明るいものであってほしいと切に感じました。2016/12/12

ゆみねこ

80
読み終えて、表紙の絵を見てじんわり。マル、亜澄と一緒に居てくれてありがとう。岩瀬成子さん、初読み。 2016/11/08

ミーコ

68
可愛い表紙でほっこりしたのですが、内容はとても切なく 心が痛くなります。大人のエゴ?で家族がバラバラになったのに・・・ お母さん、もっと亜澄ちゃんの心に寄り添って欲しい❢ と思います。生活がイッパイイッパイだから心に余裕が無いのは分かるのですが…。私が亜澄ちゃんなら寂しくてしょうがないし もっとワガママになるのに健気過ぎて辛くなりました。猫のマルを預かった事で1人の夜の寂しさが紛れたのに ナゾのおじさん所へ帰っちゃったら、なお寂しさが増しそうで涙が出そうになります。どうか弟に会えます様に・・・。2016/11/26

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